2020年も残すところあと1日となりました。

 

毎年年末には、来年度の税制改正を検証するのが恒例となっています。

 

個人の家計に関する改正は下記のとおりです。

 

1.ベビーシッター・認可外保育所の利用にかかる助成金が非課税に

2.産後ケアの利用料に消費税を課税しない

3.教育資金贈与/結婚資金贈与の期限2年延長と厳格化

4.セルフメディケーション税制の期限5年延長と手続きの簡素化

 

ちなみに1,2に関して、浜松市では下記の事業を行っています。

 

浜松市 はますくヘルパー利用事業

 

浜松市 産後ケア事業

 

出産前後の方と、相続対策が必要な方には影響がありますが、

それ以外の方には大きな変化はなさそうですね。

 

2021年の税制改正ではないですが、次回以降の

「住宅ローン控除の見直し」がとても衝撃的でした。

現在の住宅ローン控除は1%ですが、変動金利は1%をきっているため、

差額がオトクになっているのが現状です。

それが次回以降「1%または支払利息の少ない方」とすることが明記されました。

 

リスクをとって変動金利でオトクを享受していたのが、

支払利息が上限となると、リスクを取らないで固定金利でもよくなってしまいますよね。

私のお客様は、住宅ローン相談の方はとても多いので、アドバイスがガラリと変わりそうです。

 

税制改正以外では・・

子の看護休暇・介護休暇が時間単位で取得可能になります。

 

厚生労働省 「子の看護休暇・介護休暇が時間単位で取得できるようになります!」

 

全体的に今まで「常識的にどうなの?!」となっていた制度が

「常識的にそうでしょ」と変わった感じがします。

 

私たち個人としては、制度を活用することはもちろん大切ですが、

時代の変革期に取り残されないよう、自分自身が変わっていくことが大事なのではないかなぁと思います。

 

わが家の2020年の家計は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、

外出やレジャーが制限され支出は抑えられましたが、

貴重な体験の機会損失は大きかった気がします。

 

2020年のわが家の家計ニュースを3つご紹介しますと・・

1.マイナポイントで家族全員キャッシュレス化

2.コロナで株価下落時に買い増し

2.円高でポートフォリオの外貨ウェイト増

 

マイナポイントをフル活用するために、

今までキャッシュレスに否定的だった私以外の家族全員に

何かしらのキャッシュレスを導入してもらい、

マイナンバーカードと紐づけをしました。

 

キャッシュレスを使い始めてから・・

「ポイント貯まる!」

「楽!」

「お金さわるのが嫌になったかも」

「もっと早く始めておけば良かった」

などなど、やっとわが家の保守的な人々も変わることのメリットに気づいてくれました。

 

マイナポイントで還元されたポイントを家計に役立てようとしたところ、

各自のポイントはすっかり各自のおこづかいとなってしまいましたとさ。

というオチでした(^^;

 

キャッシュレスに抵抗感がなくなってきたところで、

2021年は家族に「おつり投資」や「ポイント投資」をすすめようと思っています。

 

マネーセミナーやライフプラン相談で資産形成のお話をしても、

「それでも怖くて嫌」という方には「つみたてNISAからはじめては?」

とお話していましたが、それでもハードルが高いようで・・

2021年は「おつり投資やポイント投資から始めてみては?」

とお話しようと思っています。

 

2021年がみなさまにとって良い年となりますように。

 

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【Smart Life Design】

「家計改善」と「終活・相続」が得意分野の

ファイナンシャルプランナー

 

『個人の家計を守る』お手伝いをいたします。

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