GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が、資産構成の見直しで、外国債券の比率を10ポイント引き上げて25%とする方針が発表されました。

 

GPIFとは・・

私たちがお給料から徴収されている厚生年金や、国民年金保険料を運用している機関です。

運用って、年金を払うために要は増やしてくれている訳です。

 

私は、つみたてNISAやiDeCoの説明する時に、このGPIFのご紹介をします。

特に「運用がコワい」という方にGPIFのお話をすると、「腑に落ちた」と言われます。

 

まずは「大事な年金も運用されているんだ!」と知り、目からウロコです。

みなさんのイメージだと、徴収された年金保険料は国の普通預金みたいなトコに元本保証で預かられてるって感じなのですね(^^;

徴収された年金保険料がただ保管されていたってしょうがないですからね。

経済の専門家などの運用委員によって、効率的に運用されているのです。

 

運用といってもハイリスクハイリターンのようなものではなくて、

「年金事業の安定のため、必要な利回りを最低限のリスクで確保する」

のが目的です。

 

短期の株式売買で利ザヤを稼ぐような運用ではなくて、国内株式・国内債券・外国株式・外国債券など複数の資産を組み合わせて長期間維持していく運用スタイルです。

(その方が安定的に運用収益を確保できるので)

 

その資産の組み合わせ(ポートフォリオ)ですが、

2020年3月までは

国内株式25%、外国株式25%、国内債券35%、外国債券15%です。

 

ここまでお話すると

 

年金も運用されてることだから、運用は必要なことだし

長期で安定的なポートフォリオを組めばコワくないんだ

 

と腑に落ちていただけます(^^)

 

GPIFのポートフォリオを真似するのもひとつの手ですよね!

 

ここ最近は「iDeCoの運用報告書を見てほしい」というご依頼が多かったです。

拝見すると「100%定期預金」という方が多いこと(^^;

元本保証の定期預金にしていても利息はわずかです。

それを上回る管理手数料が差し引かれているので、差し引きマイナスです(>_<)

(所得控除があるからまだマシなのかな・・)

そしてここでGPIFの話が始まるわけです(^^;

 

そのGPIFですが、2020年4月から5年半ぶりにポートフォリオが見直されます。

外国債券15%→25%

国内債券35%→25%

 

利回りの高い外債にシフトします。

GPIFのポートフォリオをお手本にしていたみなさんは、是非気にして下さいね。

 

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