先日、池袋店に来ている方からこんなことを言われました。「肩こり卒業しました。」と。
その方は、2ヶ月ほど前から通われている方で、はじめてきた時はおばあちゃんのようなからだで、まともなストレッチングの体勢が取れませんでした。週1回のペースをきちんと守って2ヶ月、以前のような慢性的な、肩こり・頭痛がほとんどなくなったそうです。そこで思わず出たコメントが「卒業」だったのでしょう。なかなか上手い表現。
その方は、いまだに良いペースで通われて、体調良好を維持しています。


私達の業界では、様々な種類の手技があります。マッサージ・指圧・アロマ・足裏・整体・カイロ・オイルマッサージなどです。しかし全てに共通することは、「対処」であることです。
肩がこった、腰が痛む、全身だるい、など何かが起きたから来店する「後手」です。体調的にもマイナスになったものが、ゼロに戻るだけでまた時間がたてばマイナス的な体調になります。一歩進んで一歩下がるの繰り返しです。

うちの特徴の一つとは、肩こりなどの「対処」も出来て「予防」も出来ることです。先ほどの方のように重症な肩こりの軽減をする対処と共に、卒業する時期を迎えられるような「予防」にもなるのです。マイナスだった体調をゼロに戻し、なおかつプラスに持っていけるから、ストレッチングを習慣化にすることの意味がおおいにあると思います。
一歩進んで一歩下がらず、一歩一歩進むのがストレッチングの利点です。


対処を繰り返していても、雑草の葉っぱを切っているようなものですね。根っこから解消できるのは、「予防」の習慣です。