
参考 過去ブログ 2014.12.21
「ケアする人のケアセミナーin沖縄」に参加しました!(1日目)
http://ameblo.jp/sssblogs/entry-11966893538.html
基調講演「ケアとは何か」
講師:播磨靖夫氏
(一般社団法人たんぽぽの家理事長/奈良県)
パネルディスカッション
「沖縄の看取りの変遷と行く末」
話し手:綾部真雄氏
(首都大学東京人文科学研究科教授/東京都)
進行:西村直之氏
(認定NPO法人リカバリーサポート・ネットワーク代表/沖縄県)
昭和50年度に開始された「へき地医療対策に係る保健指導事業」について、沖縄県も対象となり、独自に発展してきた保健医療体制を強化するものになったそうです。
どんな事業か資料から引用しますと、、
この事業は無医地区における医療を確保するため、過疎地域、離島地域、山村地域及び沖縄県の無医地区に関し、それぞれ保健師を配置し、保健医療の恵まれない住民に対する保健指導の強化を図るものであること。
となっています。
ちなみに、
無医地区とは、医療機関のない地域で、当該地域の中心場所と起点として、おおむね半径4kmの区域に50人以上が居住している地域
だそうです。
駐在保健師として沖縄の島々で経験を重ねてきた玉城さんは、「1つのケースにたくさんの人が関わるようになってきたことで、逆に役割に重きが置かれ、点の関わりになってきている」とおっしゃられていました。
ご自身が保健師として看取りの際に主治医に死亡診断書を書いてもらうため看護記録を丁寧に取り、在宅療養の医療調整を行い、ご本人やご家族の思いに心を寄せるといった支援をしてきたことを踏まえ、「多職種が重なりを許容する」、「丁寧にケア会議を行い、手抜きをしない」、「ご本にとご家族に寄り添う」ことが今のシステムに足りていない「幸せ感」につながるのではという部分が印象に残りました。