SSSは10月末が決算なため、本日11月1日より新しい第15期が始まりました。
NPO法人として2000年3月より活動を開始し、SSSが生活に困っている方々の自立支援を継続的に行ってこれたのは利用者のみなさんはもちろん、地域のみなさん、関係機関・団体のみなさん、そして日夜、力を尽くしている職員一人ひとりのおかげだと思っています。
そして私、竹浦は2002年11月1日にSSSに入ったので、活動を開始してちょうど丸11年が経過し、12年目に突入することとなりました。
SSSに入る前には3回の転職を経験し、理化学機器を扱う営業職などを5年ほどやっていました。縁あってSSSの活動を知り、「困ってる人を助ける」と直感的に理解して営業会社を後にしました。退職の際にはお世話になった研究員の方々に温かい言葉をかけて頂き、後ろ髪ひかれながら新しい世界に足を踏み入れたことを今でも覚えています。
11年前には困窮者支援の知識も経験もありませんでしたが、おにぎりを配る炊き出しや公園・駅での巡回相談、福祉事務所への同行支援、宿泊所での生活支援と考える間もなく体を動かすことで様々な経験を積ませて頂きました。
そして、2008年には社会福祉士の資格を取得し、現在は本部事務局長とサクレ江戸川(精神障碍者グループホーム)の管理者を務めさせて頂いております。
「困っている人を助ける」と言っておきながら、逆に自分自身が多くの方々に助けられ、支えられて今があります。「初心忘れるべからず」の精神でまた新しい挑戦を今日からスタートしていきたいと思います。
今後もSSSと私ともども、ご指導・ご鞭撻をよろしくお願いいたします。