令和6年能登半島地震 | 玉蜀黍茶のブログ

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思い立ったが、書き時。
つまらないことから、グチまで完備の日記です。
気分が乗ると長々と書きます。
気分が乗らないとメモ書きになります。

年末、珠洲へ帰省がルーティン

12/31に帰省、翌1日に金沢へ戻る

いつも14時前には珠洲を出発するが、今回は15時前に出発

いい天気だなぁ、夕日が眩しいぜ!と里山海道を進む

16:06千里浜インターで携帯やナビ、テレビが一斉に警報!

1発めの地震

珠洲のお家にTELする。びっくりしたねーと笑ってた

16:10 2発目の地震、震度7

震災の瞬間です!

 

そして津波警報

千里浜インターから道の駅へ

信号が赤だが、後ろからクラクションが鳴らされる

この場合、信号無視が正解なのか?青まで待つことが正解なのか?

 

道の駅ちりはま着

珠洲のお家にTELするが、今度は繋がらない

携帯にかけても出ない

 

掛け続けるが誰も出ない

 

とりあえず自宅へ

津波警報がでてるので、内側の249号でかほくに向かう

通りのコンビニやお店には人だかり

津波警報で避難しているらしい

 

イオンかほくまで来たが、車はあるが電気が消えてる。

後のニュースで見たが、あの辺りは停電し、お客さんたちは屋上に避難していたらしい。

 

津幡バイパスを進み帰宅。

家の中はまぁカチャカチャです

でも、建物は無事でよかった

 

珠洲の家にTELするが繋がらない

しかし、近所の人から見かけたと知らせがあった

翌日の夜、着信

生きていたことがわかったが、家はダメだとのこと。たまたま出かけていて助かったらしい

もし出発が遅く、呑気に居間に居たら全員死んでたらしい

センセーショナルなら年明け

 

それから1ヶ月

壊れた家から何か出せないか?

金沢に避難していた両親と見に行くことにした

 

2/3 6:00出発

里山海道で横田まで進む

柳田インターから規制があるとあったが、パトカーが止まっているだけだった

柳田まではいつもの綺麗な道

しかし、その先横田までは凄いな

徳田大津過ぎるとガタガタな道

直した人、よく直したな

土建屋さんパワー凄いわ

 

横田までは1時間ほどで到着

ここから下道で穴水へ

ロマン峠から249号で北上

この辺りから壊れた家が目に入る

渋滞のまま穴水インター

ここまで1時間

穴水インターから空港までは里山海道

徳田大津までガタガタと言ったが、穴水と比べたら整地だった

よく直せたなと、頭が下がります

空港インターから珠洲道路で進む

至る所で亀裂に修復とすごいことになってる

橋が浮き上がってるのか、陸が下がったのか?

とにかく橋の手前は超減速しないとタイヤヤラレるかアゴ擦るかです

9:30 家を出てから3時間半で到着

いつもは1時間半くらいの道のりが…

パトカーもわんさか走ってた

北海道から高知まで津々浦々

たまに警視庁とすれ違うとここは何県?って感覚が麻痺するほどだった

 

集落の避難所に挨拶して中を見てきた

この避難所は電気ガスが使え、灯油は山積み

部屋はぬくぬく過ぎるほど暑かった

家よりあったかい

そして水とアルファ米、カップ麺が山積みだった

でも、それたけ

こんなのばっかりだった

年寄りにはキツいな

 

家に向かう

何じゃこれ?

写真で全壊は知ってたが、足の踏み場がないといより、カステラを上から潰した感じで入る余地がない

斜めに倒れたので、見えたところから漁って衣類を取り出すことが精一杯

屋根から台所まで行けたが、臭いわ

カラスもくるわね

納屋も隙間なく瓦礫が散乱

3時間ほど漁って軽トラいっぱい分を回収

金庫を取り出せたので、よしということにした

14時50分避難所にあいさつして帰路につく

 

帰りは珠洲道路で空港IC、ICから県道271を北上し県道1、国道249で南下し徳田大津ICへ

そこから里山海道で帰宅

18時すぎ帰宅

 

道中、橋という橋が持ち上がっていた

持ち上がったのか、陸側が下がったのか?

とにかくアゴを擦る感じです

そして亀裂なのか、埋めて黒いのか、影なのかが分からないのでストップ・アンド・ゴーの繰り返し

里山海道や珠洲道路は流れるが、穴水が永遠と渋滞でした

 

次はいつになるか分からないが、1回目の帰省は終了