ジョン・F・ケネディといえば誰もが暗殺事件が浮かぶと思います。謎だらけの暗殺事件は、今なお真相は解明されずのままです。そんなジョンにはロバート・ケネディという弟がいました。きょうはロバートの命日です。

 何たる皮肉か運命か、弟のロバートもまた、暗殺によって死去しました。政治活動に身を捧げたのは、二人とも同じでした。ロバートの暗殺事件もまた、今なお謎に包まれた部分が多いです。

 オウム真理教元幹部であり、殺人容疑の特別手配を受けていた菊池容疑者が逮捕されました。殺人事件のことは自身は直接関与していないと考えているようです。

 事件に関わりがあることが重要で、そこに関係の度合いを問うことは司法のエリアです。ただ、間違いないのは菊池容疑者が地下鉄サリン事件をはじめとした、オウム真理教によるテロ行為に関与していた事実です。

 数年、数十年経過すれば、謎は謎となるのでしょうか。ですがケネディ兄弟の事件とは違い、容疑者が現存しています。司法の裁きも重要ですが、真実を公表することこそが、菊池容疑者の人生最後の役割だと思います。

 真実が明るみになったところで、すくわれる命があるわけではありません。ですが、罪の重さを問うことと同等に、事件の真実を白昼のもとにさらすことも犯した事件を償うことに値します。