金曜日はスタジオ入り。なんとか間に合いそうな雰囲気です。みなさんよく頑張っている。
 その後はいつも通りバンドメンバー4人で飲むのですが、その日は前の会社のメンツが飲みに誘ってくれていました。4人で、心斎橋の居酒屋へ。合計7人で飲んでいました。そして11時30分になったので、終電の時間。やっくんと後輩ちゃんは帰って行きました、自転車で。終電の時間かんけいないやんと思いましたが、うちのベースだけは電車で帰りました。
 さあ、ヒロキとどうしようかと考えていると、前の会社の経理のグーちゃんが誰かに電話をしています。
「だから、コーユーおんねんって!」嫌な予感が。

 あんの上というか、近所で前の会社の大阪営業と東京、九州の営業マンたちが飲み会をしているそうです。その後、心斎橋にある「ひよこ」というたこ焼き屋へ行きました。あたしも在職中によく来たおいしいたこ焼き屋さんです。
 この寒空の中、店の前に出されたテーブルで野外飲みとなりました。
 しばらく飲んでいると、大阪、東京、九州それぞれの営業マンがやってきました。

 久しぶりの人に会うといつも顔が丸くなったあるいは顔色が良くなったと言われます。確かに、在職中はいつも顔色が悪いと言われていましたが。まあ痩せているというイメージも強かったようです。
 反対にあたしから見ると、みなさん痩せているし顔色が悪い。一応元気であるけれど、少し心配になりました。もちろん、あたしは嫌で辞めたわけではありませんから、前の会社のことがいつも気にかかります。それなりの職務に就いていたため、自身が抜けたことに対していつも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 ですが誰が居ようが辞めようが、会社は動いて行きます。
それでも飲みの場という居場所を未だに提供してくれることに対して、本当に感謝しています。自分が会社に居なくなっても、居場所があるというのはいいものです。結局野外で3時頃まで飲んでいました。

 翌日、やはり前の会社の先輩であるてっちゃんから連絡がきました。
「きのう遅くまで飲んでたらしいやん」
はい、誘って頂いているのが分かり、その日も飲みに行きました。

天神橋6丁目のいつもの居酒屋「泰三屋」で待ち合わせをしました。ヒロキと三人で飲んでいましたが、やはり現れた、ヒロキの奥さんのアツエさんとご一行。女だらけ6人と合流となりました。20代半ば、と若い世代の方々とご一緒させて頂きました。とはいえ、泰三屋でよく顔御合せる人が大半ですが。

 この中にあたしの愛読書「はだしのゲン」が好きなカズ子という子が居ます。
誤解の多い漫画だと思いますが、同書は反戦や原爆の悲惨さを訴える漫画であると同時に、その中をたくましく生き抜く子どもたちを描いたものでもあります。簡潔に言うと、ギャグ漫画です。なんせ、あの週間ジャンプで連載していた漫画ですから。
 「ギギギ」などの同じみのフレーズを生み出しました。そう、この漫画に対して話すことはこうした「ギギギ」や「ラララ」などの擬音を言い合うだけのことです。

 そんなこんなで夜が更け、元気を頂きました。ギギギ、ありがたいものです。