パトロール隊の一人・千鶴を家まで送ってから、あたしは会社でぐっすり。
先日の財布盗難事件以来、飲んだ後はよく会社に泊まっています。自転車に乗りながら寝てしまうようなあたしにはベストな方法でしょう。

 8月21日・日曜日。朝10時からスタジオでした。バンド・せせらぎキッズの新曲作りです。たたき台となる原案をあたしが作曲して、それぞれのパートを構築します。基本、一人で作り込まないでジャムによって構成していきます。

 せせらぎキッズは前身・前前身であったバンドから含めると、すでに現在のメンバー3人で10年以上継続しています。
 ですがというかやはりというか、10年以上も同じメンバーとバンドをしていると、さまざまな問題が浮上し、仲違いなども起きます。これは仕方がありません。ですが、このたかが仲違いごときでバンドを辞めるなどということはあり得ません。
 それこそが「逃げ」でしかないからです。

 今回、新曲作りに励んでいるのは来る11月13日(日)に、クラブNOON(http://noon-web.com/)でライブを行うからです。

 この度のライブでは、あたしたち以外に中崎町の有名バー・夜垂レ(よだれ)のトミー率いるバンドや、梅田にあるスタジオ426の店長など、この辺りの夜の町を代表する人たちが出演します。

 あたしたち、せせらぎキッズは全曲新曲にて出演します。なぜ全曲新曲か、それはあたしが飽き症だからです。というよりも、いつまでも過去の曲をやっているバンドが大嫌いだからです。
 あたしは常に新しいものを聞きたいから、自分のバンドもそうあるべきだと考えています。

 先日行ったsummer sonicのred hot chili peppersが過去のヒット曲を多数、演じていました。確かに、初めて観る人にとっては良いかもしれませんが、あたしはまったくうれしくありません。
 どっかの邦楽バンドの文句を言っているわけではありませんが、十年・二十年前に作って、かつライブで何度も演奏している曲などわざわざライブで聞きたいとは思えません。それこそDVDやCDでよいのではないでしょうか。

 この新曲作りにあたって、メンバーとの衝突もありました。修復不可能とさえ考えていました。
 ですが、なんとか壁を乗り越え溝を飛び越え、きのう答えが少し見えました。
古くさいかもしれませんが、あきらめなければなんとかなると思っています。
ただし、そのためには自分との対話と努力が必要不可欠です。

で、できた曲は前のそれらよりも良いのか、と訊かれるとそれは聴く人それぞれでしょう。あれ、前の方が良かったような、と思われるかもしれませんが、それが現在の自分たちですから仕方がありません。
モノ作りで嘘はつけません。