先日、アメリカのオバマ大統領が医療保障に関する問題を動かした。
ヒラリークリントンは頓挫させられた国民皆保健制度。

簡単な話、日本と同じように、国民誰もが医療保険に平等に加入できるようにする制度です。
 アメリカでは医療保険は民間企業が取り扱っています。
自分たちが、自分たちに合った保険会社に加入する、自由に選択する、ということです。

 ここで、またしても”自由”なる言葉が絶対神のような振る舞い。
民主主義の国家では自由が最も尊重される、らしい。
例え、医療保険であったとしても、それではまるで共産主義国家になるから。
 当然、建前ですが。
アメリカの国民は、共産主義という言葉に非常に強い拒否感をしめします。

ここらあたりで思い出されるのはマイケル・ムーア監督の映画「SiCKO」ではないでしょうか。
 アメリカ国民は自ら望まなくとも、自由という言葉を代償に確かな医療を受けることが出来ない。
 それは保険金もバカ高く、医療費も信じられないほど高いからです。
映画の中で、薬指と人差し指を仕事中の事故で欠損させた人物が出てきます。
そして医者は言うのです「人差し指は60000ドル、薬指は12000ドル、どちらを治療しますか」当たり前のように安い(とは言え12000ドル)だけを治療しました。

これが自由の代償のようです。

映画はその後、イギリスやフランス、そして共産国家のキューバなどの国々との医療制度の比較に入ります。
 ほとんどの国が無料で医療を受けることが出来ます。
さらにこともあろうに、アメリカが敵対しているキューバでは保険書など要らなく、名前と生年月日さえ分かれば、最高の医療措置を受けることが出来ます。
ここで、ひとつ断っておかなくてはいけないのは、キューバの医療というのは世界でも最高レベルです。最高レベルの医療が、無料で、誰もがその恩恵を授かることが出来ます。

 では、日本の医療制度はどうなのでしょう。
本当に誰もが平等に、最高の医療を、最低の条件でも受けることが出来ているのでしょうか。
 イギリスやフランスならまだしも、キューバのような国でも行われている水準と同じなのでしょうか。
 他の国を見れば一目瞭然だと思います。

そして、その分、他国は本当に税金がバカ高いのでしょうか。

 そして本当に現在ある民主主義とは正しいものなのでしょうか。

チェチェンでまたしてもテロが起こりました。
ロシアからの独立を求めるチェチェン。
彼らの原理主義から言えば自爆テロなるものは、自分の来世のために行う申請な行為です。
 テロは決して許される行為ではありません。

ですが、なぜテロが起きるのか。
原因は必ずあります。
あの9.11もがテロならば、ヒロシマナガサキ、ベトナム戦争時の枯れ葉剤、イラク戦争、すべてがテロです。

国がその代償を引き換えにする時、どのような”言葉”が見出しとして舞い踊るのか。
それは、悲しいかな、最も人びとが求めている言葉なのかもしれません。