モコのお薦めで映画「トゥルーロマンス」を観ました。
脚本はタランティーノです。
 まあ観たことある方は多いと思いますので、あらすじは書かないです。
モコの一番好きな映画ということで観たわけす。
 自分が他人にお薦めする映画を選ぶのは結構難しいです。
まあ単純に好きな映画を言えばいいわけなんですが、同じく音楽や本なんかもそういった類いのものだと思います。
いえ、何事もそうかもしれません。

映画自体は楽しめました。
最近こういった映画を観ていなかったせいもあったのかもしれません。

つっこみどころを挙げればきりがないのですが、ただ昨今はこういった映画が多かったので、オチが眼前に見えていたのが残念と言えば残念でした。

と、こういう評価をここで書くにせよ、頭の中で思うにせよ、薦めてくれた本人に伝えるにせよ、なんだか難しいことだなと感じます。

まあそれはさておき、この映画で心に残るセリフは「人生なんてそんなものさ。でも、時には逆転できることもある(ウル覚えです)」でしょうか。

こういったストーリーや映像ではない、セリフひとつが大きな魅力のある作品だと思います。
逆にあたしはこういった部分も好きです。


他に最近観たのは「グッドラック&グッドナイト(2005 米)」
時代は1950年代、マッカーシーイズム(日本で言うところの赤狩り)が全土を覆っていたアメリカにおいて、言論の自由の戦いを挑むニュースキャスターの物語です。
この話はあたしの好きな「実際にあった事実」を基に製作されていて、企業名などの名称も実名です。
モノトーンで貫かれたこの作品ではいたるところでタバコの煙が舞っています。それが時代を象徴するかのようです。

タバコと言えば、日本でタバコに対して増税するという方向で盛り上がっています。
最初にひとこと言っておきますと、あたしは愛煙家です。
それなら他のものも増税しろ、と言いたくなりますが、ここではそれは置いておきます。

安に1000円にする、という方向のようですが、これは実際どうなのでしょうか。
このもとになっているのは先進6カ国ではタバコが高いのに日本だけ安過ぎる、そのため、その国々の値段に近づけようということです。
今回はややこしくならないため、その他、医療や市民税などの税金の話はしません。
先進国以外ではもっと安い国はあるでしょうが、それらの国と比較するのは間違いのような気がします。

ただ、なぜ1000円なのか、が知りたいです。

というのはタバコを作る時にかかるお金、すなわち原価が各国で違います。

話を簡略化するために一箱ほぼ1000円であるイギリスで例えます。

イギリスのタバコの金額の内訳は約1000円の中、原価が225円、消費税(付加税)が146円、そしてタバコ税が611円となっています。

そして日本の現在のタバコ金額の内訳は、原価が99円、消費税(付加税)が13円、そしてタバコ税が99円です。

すなわち、
英・982=225+146+611
日・270=99 + 13+158
です。

あたしが気になっているのは、原価も違えばさまざまな税金も違うのに値段だけ合わせると、日本のタバコのタバコ税は730円にまで跳ね上がります。
単純に計算すると73%が税金となるわけです。

イギリスのタバコ税は1000円に対して611円です。
さきほどの数字で言えば約61%がタバコ税の部分です。
現時点ではこの国がもっとも高額な税率です。

では、アメリカではというと、タバコ税が370円。
一箱736円で計算しますと、ほぼ50%です。

これを比べてみますと、いかにおおざっぱな計算で税金を取ろうとしているか分かります。
これで言いたいのは、決定事項でないにせよ、いいかげん過ぎるということです。
上げるなら上げればいいとは思いますが、問題は上げる際に関しての内訳の提示、及び理由を明確にする義務があると思います。

というのは、今回の話題はタバコですが、消費税はもちろんのこと、個人の嗜好品に対しての理不尽な税率のつり上げが起こる可能性もあるということです。

先にも書いたように、あたしは愛煙家であり、税金を上げることに特に反対はしていません。そりゃ困りますけど、タバコを吸っている人の割合が現在、人口の25%しかいなくなったということですから、肩身も狭いのも当然です。

何事も対岸の火事のようなことはなく、いつ誰の身に降り掛かってくるかわかりません。
そんな時「人生なんてそんなものさ」とどれだけの人が納得して言えるのか。

そして「でも時には逆転できる時もある」と後になってから逆転できる状況でいれるのでしょうか。