「久しぶりの北新地やなあ」
テクテクと歩きながら話していました。
普段はまったく来ませんが。

あたしが通ったデザイン学校は、西梅田という北新地のそばにあります。
立地上、金もないのいよく北新地をウロウロしたもんです。

ですが、本当に変わりました。

店の種類が、良くいうと豊富になっています。
昔では考えられないような店も多く存在しています。
デフレに文化が破壊されています。

ところでわざわざ北新地に来た理由は「そばがき」を食べながら一杯やりたい、ということです。
広辞苑によりますと「そばがき」は「蕎麦掻き」と表記するそうです。
その作り方が由来なのでしょう。
そば粉を熱湯、もしくは水を入れ煮込みながら掻き混ぜて餅状にするそうです。

北新地にあるとある店に入りました。
この店は、そばが一杯1000円からするそこそこのお店です。
そこそこと書いたのは、あたしが住んでいる谷町にはもっと高い店が数件あるからです。もちろん、好みの味には直結していませんが。

「そばがき」と「真イカの沖漬け」と「天巻き」を注文。
さてさて、見たことも上記に書いたレシピも知らなかった二人ですから「そばがき」にはわくわくです。

出た。
見た目は餅っぽい。
食べてみるとあら不思議、餅です。
二人は餅が苦手です。
特にあたしはもう何年も餅を食べていません。
ですが、そこは大人二人。
「なかなかいけるな、味わい深いなあ」などと、いい格好していました。
そして日本酒を飲みながら味わいを楽しみました。
そこそこ飲んだのでそろそろ出ないと(金銭的に)やばいと思い、さっと店を後にしました。
二人合わせて合計5200円、小心者がマヌケをみました。
これだったらもっと色々食べたらよかったな、と(金銭的に)小心者たちがグタラグタラと言っていました。

おまけですが、「天巻き」は絶品だったことを付け加えておきます。
エビ天と巻き寿司が合体したものです。
伝わりやすく言うと、天ムスの酢飯版といったところでしょうか。

まあその後ぶらぶらしてお金を使ったわけですが、使い方に難有り、といった感じ。
最近の梅田界隈は、おいしいものを食べたければ、事前にガッツリ調べてから行くべきですね。