先日、ワカノ宅に産まれたばかりの子どもに会いに行った。
鉄板焼きを御馳走してくれて、お酒をたらふく飲んだ。

 ベビーは予想以上にかわいくて、この不思議な感覚に取り込まれそうになった。
 
 ワカノとタバコを一緒にタバコを吸った。

あたしの披露宴に来れないワタリさんの話を聞かせてくれた。

 仕事で、ヨーロッパ出張のやっくんとワタリさん。
仕事だから仕方ないと、あたしは思う。
それにこのご時世、会社からの指令を断ることは非常に危険だ。

 「俺とあいつの付き合いで、俺が行かへんなんてありえへん」
言葉を聞き終えると同時に涙が出た。

 思いを言葉が運んでくれた。
あたしは、堂々とした気持ちで、その日を向かえることができた。

 当日のビデオレターには、ヨーロッパにいるやっくん・ワタリさん、埼玉にいるヨシコ、カリフォルニアからオバタ、そして運動会のために来れなかったるん。
 あたしはワタリさんの言葉を感じると、もう涙は止まらなくなっていた。

そして運動会を行かないで来ようとしたるん。
るんはお母さんのヨーコさんに「ダメ」と言われた。
泣く泣く断念した小学生。

しかし、ヨーコさんは運動会の日を変更してほしいと、モンスターペアレントばりの要求を出したということだった。


泣くなと言うほうが無理がある。