幼なじみのコーちゃん家で鍋をしました。冬は鍋ですね。と、普通のコメントをしつつ、あたしは年中鍋派です。暑い日に熱い鍋を食べるのが好きです。
 なに鍋が好きかなと考えると、水炊き、モツ、ちゃんこ、白味噌、キムチ、これっということもないかな。最近では豆乳やカレー、坦々などもありますね。そういえば坦々の元、売っているの見かけないんですけど。
 この日はキムチでした。あたしが驚いたのは材料を取り寄せたこと。お取り寄せとかいう大げさなものではなくて、某スーパーのインターネットで、その日に持ってきてくれる、ということです。本当に便利ですね。ですが、せっかく持ってきてくれたネギにカビが生えていたのです。クレームの電話を入れると、ネギだけを持ってきてくれて、なんとか鍋の始める時間には間に合いました。おかげさまでおいしく頂けました。
 
 軽く飲みながらワイワイやっていると、コーちゃんの両親がやってきました。あたしは凄く世話になっている両親です。コーちゃんの結婚式の時、あたしには親類席に座らせるぐらいです。コーちゃん両親曰く「うちの長男」扱いです。友人代表の祝辞も兄弟ということでした。
 その日はオトンがよく話しました。オトンは以前、有名百貨店で外商の仕事をしていました。話を聞いてみると、今も景気は氷河期ですが、昔は昔で大変だったんだなと思わされました。
で、あたしはオトンの喋り方が好きです。なんだか若者っぽい喋り方です、見た目とは裏腹に。自分のことを「オレ」っていう言い方に人の親というより、一人の男を感じます。外商をしていたからでしょうか。ですが話はボケボケなので常につっこまないと盛り上がりませんが。
 それは息子コーちゃんも同じですが。
そんな親子ともう二〇年以上付き合ってます。

それも懐かしいな、とかレコ盤が飛んでいるような付き合いではないからでしょう。