忘れました。
 あたしは記憶力に乏しい。その時の感情も忘れやすい。便利でありなんの自慢も出来ない細胞を持つ。

 先日、冊子に掲載されたコラムをお褒めにあずかった。プロがほめてくれた。ですがあたしはそれを書いた時の情熱や感情が思い出せなくて人ごとのようにしか聞こえなかった。返答も曖昧になってしまった。

 今日はつい最近録画をしておいた「10年後のマンホールチルドレン」をメモしながら観た。
あたしが以前から調べたかった内容だった。そのうえ構成が素晴しくドラマ的に仕上げてあり一気に観終えた。発表する媒体はともかくとして記録に残す。ただ感情を乗せて書くかどうか迷っている。正誤性を今現在考えても仕方ないのだが、人に伝えるという意味ではまだ浅い表現しか出来ないような気がする。

 正しく書くのはもちろんのこと、気持ちや感情が乗るかどうかが問題だと思う。移り変わりの早い自分に懸念している。

 曲を創ってもいつもそうだ。ライブでする時にはすでに過去のものに成り下がる。あたしにとって過去のものとは興味のないもの。評価なんてどうでもよくて新しく創ることが大切になるのだ。


 まるで釣った魚には餌をあげないみたいだなぁ。そんなことないですよ。借りにそうだとしても、餌はあげずに愛をあげます。
 ただ、他人にしたことだけは記憶力がいい。


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