話をしに行きました。見えない話。終わりが無いというものではなく希望の話です。


 時間の約束はしていませんでした。ゆかりをばたばたさせたくなかったのです。忙しい仕事みたいです。

 あたしは玉造をプラプラしました。とはいってもよく来る町ですから新しい発見など無いです。だからいつもの本屋に行きました。

 ここは正直好きじゃありません。がさがさしています。ただ、目当てにしていた本があったのでちょっぴり見直しました。
 
 九時に彼女はやってきました。店に入り一時まで呑んで話しました。
あたしの話したいことはまったく話せませんでした。でもあたしの雰囲気を察知し呑みに誘ってくれた、それが何より嬉しかったです。ありがたく思います。

 気が合うので二人でたまに会います。でもこれも変わっていくのでしょう。十年近く付き合ってますがこころの準備はしていなくてはいけないのです。

 
 家の話になりました。あたしは市場価値でものごとを計ることが嫌いです。でも国は違います。
町は違います。 人がつけた値打ちで人が動く。それこそ何の価値もないクソみたいなもんです。


 全ては変わりゆくものですから全てが消失するかもしれません、全てが。

それでも消えないものはあります。それは何なんでしょう?