また星が傾きだした。キラリと輝きだしたかとほんのり思ったところだったのです。

ラクダはゆっくりゆっくりとあぶなかしくも歩いています。

コブに貯めていた養分もフニャついてきました。なんだか前後のコブの大きさがえらく差が出てきましたよ。

あたしは降りて歩くべきかどうか迷っています。
だってラクダのコブはそれはイビツで歩くのが精一杯なようなんですから。

可哀相ってより正直いらっときています。だってラクダは前のオアシスで何も食べないのですからこれではまるで自業自得です。
その上ラクダって高いんですから。

ブヨブヨ ふらふら トボトボとまるで情けなくなってきました。
太陽がのっと沈みました。
これはまるで情けないです。