【声優コース】声と演技と引き出しと。 | S&SエンターテインメントスタジオのBLOG♫

S&SエンターテインメントスタジオのBLOG♫

渋谷駅新南口から徒歩5分!
なのに都会の喧騒を感じさせないアットホームなレッスン空間♪
圧倒的高度なレッスンを提供する、
プロの俳優、声優、シンガー、ミュージシャンも通う隠れ家的レッスンスタジオ、
S&Sエンターテインメントスタジオのブログです。

こんにちは!

S&S声優コースの佐山ですキラキラ

 

2024年になったと思ったら、

1月も今日入れてあと3日ハッ

日が経つのは早いですねニコニコ

 

今月はついに、

ディレクターズクラスも

スタートいたしました。

 

 

 

全6回レッスンのうち、

2回ずつ3名の講師の方が

レッスンを担当されるわけですが、

第1・2回目の講師は

春日森春木氏

 

春日森氏はこれまでにも

1dayのワークショップに

お迎えしており、

テープオーディションで

気を付けることについての

講義をしてくださいましたキラキラ

 

2回に渡り講義をしてくださる

このディレクターズクラスでは、

1dayのワークショップで行った

「テープオーディションについて」

に加えて、

「スタジオオーディション」

「線撮版のアフレコ」

を想定した実践を行いました。

 

 

 

 

 

これらの工程を通して、

オーディションで重要なのは、

・最低限の演技ができているか

・キャラクターに合っているか

・引き出しがあるか

の3点。

 

このうち、

「キャラクターに合っているか」

は、

クレジットを聴いただけでわかります。

クレジットを聴いただけで、

オーディションを行なっている

キャラクターに合っている声でなければ、

その時点で飛ばされることも

実際多いそうです。

 

300人〜400人の声優の

同じ台詞を全員分聴くのですから、

気の遠い作業。

 

その中から数名、

スタジオオーディションに呼ぶ人を

選ぶのですから、

全部は聴いていられない。

これは運でしかないから

仕方のないことですよね。

 

発声や発音が

きちんとできていなかったりするのは

論外です雷

 

そして、

運よくクレジットの先、

台詞を聴いてもらえたら、

その先の判断基準は

「最低限の演技」です。

 

「最低限の演技」は、

1つ台詞を聴けば

だいたいわかります。

 

声がキャラに合っていても、

課題として出した台詞に

合った演技ができていない場合は、

飛ばされます。

 

これ、

勘違いしている人が多いのですが、

演技ができているできていないは、

キャラクターをどんな風に作っているか、

ではありません。

 

台本を、

台詞を理解しているか、

です。

 

どこでこれを言っているのか、

誰に言っているのか、

何があって言っているのか。

台詞に書かれた言葉の一つ一つが

どうそこに起きている出来事に

繋がっているのか。

 

これらを理解していないと、

声の距離感、感情の起伏、

声から脳裏に状況が浮かぶか、

全くずれていたり、

辻褄が合わなくなるのです。

 

テープオーディションで、

「キャラクター」と、

「最低限の演技」の段階で

でかなり人数が絞られ、

そしてスタジオオーディション。

 

スタジオオーディションで見られるのは、

主に「引き出しがあるか」です。

 

まず最初に演じる。

次に、監督が

「次、こういう感じにしてみて」

2回目演じる。

 

この2回目で、

オーダーに応えられているかが、

かなり重要です物申す

 

これは別のレッスンでも

常日頃感じていることなのですが、

「そのキャラじゃなくてこのキャラ」

「その感情じゃなくてこの感情」

と、自分が作ったプランとは

別のプランを求められた時に、

最初の演技とさほど変わらなかったり、

変えようとしても台詞の内容の

辻褄が合わない表現になったり、

とにかく様々ないらっしゃるのですが、

応えられている方が

少ない!!!

 

自分でプランをガチガチに作ってしまうと、

別のプランを求められた時や、

相手役と掛け合いをする際に、

全くずれた芝居になってしまいます。

 

声優は、

練習は一人で行う作業。

演劇などと違って、

相手と合わせられるのは

収録当日一回のみ驚き

(テストはありますが)

 

ならば、

内容を収録までに行うのは

画(え)に合わせることだけでなく、

内容や台詞の意図を

理解することです。

 

以前も何度か書いたことがありましたが、

 

「台本読解力が弱い」

と、ご自身でわかっている人は多いです。

 

ですが、

「台本読解力」

を鍛えようと、

的を射た努力をされている方は

少ないです。

 

それは、台本と向き合った時に、

まず最初に捉えなくてはならない

視点が違うから

と、

それならどこに最初に視点を置いたら良いのか、

どうしたら台本読解力が鍛えられるのかわからないから

です。

S&S声優コースでは、
特別演技講座として
台本分析ワークショップ
不定期で開催しております。
  

 

次回の開催は2月11日。
前回の開催は8月だったので、
半年ぶりの開催。

台本読解力というのは、
技術です。

技術というのは、
磨けばついてくるものです。

 

まずはテクニックを覚え、
更に実践を重ね、
磨いていくこと。

「台本読解力が弱い」


 とご自身で思われている方は、

是非この機会に
S&S声優コースの特別演技講座、
台本分析ワークショップ
ご参加ください。


対面で6時間通し

ワークショップになります。


ただただ聴講するだけでなく、
思いもよらない実践もあり、
ミラクルも起きると思います指差し

そんなミラクルを体験したい方!!

ご参加をお待ちしておりますルンルン


それではこの辺で。
今日も良い1日を!!

S&S声優コース担当
佐山直子流れ星

 

★S&S×声優・音楽事務所 新人発掘オーディション3月開催!

 

 

右矢印S&S声優コース公式LINE

右矢印S&S声優コースInstagram

 

***************************************

バックナンバーはこちらから!

上矢印S&S声優コースの過去記事は、

S&S Entertainment Studioブログの

「声優」テーマからお読み頂けます☆彡

 

また、声優向けお役立ちマガジン

★S&S声優コースInfo.★を、

毎週配信していますルンルン

星メルマガ登録はこちらから!

 

■S&S Entertainment Studio■