【声優コース】アニメ制作の上で、声優が背負うもの。

こんにちは！
S&S声優コースの佐山です

前回は外画についての記事でした
今回はアニメについてです

当スタジオアニメクラス担当講師の
こぶしのぶゆき氏は、
元々アニメの制作進行をされていた方です。

それもあると思いますが、
レッスンでは、
役の深堀り、だけではない、
「声優」としてどう在るか、
という突っ込んだ質問を投げかけられます。

「アニメって何？」とか。

こういう質問を問い掛けられた時、

・夢や希望を与えるもの
・生きる勇気を与えるもの
・人生を変えるもの

などなど、
声優になったきっかけから
返答を出す人が多いと思うのですが。

既に声優を目指す道にいる以上、
それだけだと、
ただの夢追い人でしかないのです。

アニメとは何か。

その答えが前提にあって、
表現者であり、
この職業のプロとして、
アフレコに臨む意識がなければ、
いつまで経っても夢追い人で終わってしまうのです。

まず一つとして、
アニメ制作の裏側を知る、
ということは、
答えを知る良いヒントだと思います

いい芝居をするというのは、
アニメ制作の中で
「声優」という役割を担っている以上、
当然のことです。

声優という仕事を生業としていく上で、
覚悟を持って取り組んでこそ、
いい芝居ができるようになることでしょう。

というか、
そのために惜しまず努力をすることでしょう。

その「覚悟」は、
何をもって「覚悟」と言えるかです。

声優は、最終的に「声」という形で
キャラクターに命を吹き込む役割を担っているわけですが、
そこまでにどれほど多くの人が関わっているか。

声優というのは、
アニメを作るためのピースの一部であり、
実際「アニメーション」という、
動く画(え)と言ったら良いのでしょうか、
それがなければ、
アニメの声優は成立しないわけです。

元々裏方稼業だった声優ですが、
今や表舞台に立つことが当然の時代になりました。

その華やかな姿を見て、
「声優になりたい」と思った方は
少なからずいらっしゃると思います。
目指したきっかけはなんでもいいのです。

しかし既に声優を目指す道の上にいる方は、
目指した世界に立つためにも、
自分たちが声を入れるまでの過程、
そして声を入れてから完成に至るまでの過程を、
知っていて欲しいと思います。

その足掛かりとして、
7月17日開催の
アニメ監督によるワークショップは最適です。

「テープオーディションに必要なこと」
というテーマでお送り致しますが、
そこで必要なことが、
制作の過程を学ぶことができるからこそ
意識が変わることがあるかと思います。