第5話「覚醒」
照正は走った
必死に走った
そして辿り着いた
「ハァハァ、着いた~ジャスコ!」
困った時はジャスコに行けば何でも売っている
照正は幼い頃、親にそう教えられた。
「あいつらより目立つには何を着ようか?」
もはや完全にliveの趣旨が変わってしまっている 。
「お~これだ!これがいい!」
そしてついに見つけた!
さすがジャスコ!
照正はそれを買うとまた急いでliveハウスへと戻った。
すでに他の出演者も集まっていた。
「あれ?他の人達なんか普通だな、、、なんかうちのメンバーくすくす笑われてるし、、、。」
そんな事もお構いなしでメンバーはテンション上がってきゃっきゃしていた。
「お~照正も早く準備しちゃえよ~」
「う、うん、そうだな、、、」
照正は周りのバンドさんに同じメンバーと思われたくなかったが、仕方なく買って来た服に着替える事にした。
そして着替え終わってメンバーの元へ行くと
早速メンバーに大爆笑された。
照正が買って来た服はキッズ用の服だった。
とにかくぴちぴちで上から下まで、あんなとこやこんなとこまでぴちぴちだ!
そしてぴちぴちのTシャツには力強い文字で「Small !!」とプリントされていた!
「ギャハハハ!「Small !!」だってよ~見れば解るし!」
メンバーは腹を抱えて笑っている
照正は「よし!いける!」と心で思いながらも
「お前らの方がよっぽどおかしいわ!アホか!!」
と怒りも同じに込み上げていた。
本番の時間が刻々と迫ってきた
どうなる?ジェネレーションファイブ!
彼等の運命は如何に?
続く
必死に走った
そして辿り着いた
「ハァハァ、着いた~ジャスコ!」
困った時はジャスコに行けば何でも売っている
照正は幼い頃、親にそう教えられた。
「あいつらより目立つには何を着ようか?」
もはや完全にliveの趣旨が変わってしまっている 。
「お~これだ!これがいい!」
そしてついに見つけた!
さすがジャスコ!
照正はそれを買うとまた急いでliveハウスへと戻った。
すでに他の出演者も集まっていた。
「あれ?他の人達なんか普通だな、、、なんかうちのメンバーくすくす笑われてるし、、、。」
そんな事もお構いなしでメンバーはテンション上がってきゃっきゃしていた。
「お~照正も早く準備しちゃえよ~」
「う、うん、そうだな、、、」
照正は周りのバンドさんに同じメンバーと思われたくなかったが、仕方なく買って来た服に着替える事にした。
そして着替え終わってメンバーの元へ行くと
早速メンバーに大爆笑された。
照正が買って来た服はキッズ用の服だった。
とにかくぴちぴちで上から下まで、あんなとこやこんなとこまでぴちぴちだ!
そしてぴちぴちのTシャツには力強い文字で「Small !!」とプリントされていた!
「ギャハハハ!「Small !!」だってよ~見れば解るし!」
メンバーは腹を抱えて笑っている
照正は「よし!いける!」と心で思いながらも
「お前らの方がよっぽどおかしいわ!アホか!!」
と怒りも同じに込み上げていた。
本番の時間が刻々と迫ってきた
どうなる?ジェネレーションファイブ!
彼等の運命は如何に?
続く
第4話「強烈」
いよいよlive当日の朝
昨日の夜はモヤモヤしてあまりよく眠れなかった
とにかくやるしかない!
照正はそう自分に言い聞かせてliveへ向かった。
初めてのliveハウスはイメージ通り、汚くてどこか薄暗く独特な雰囲気があって
ここで自分がliveをやるんだと思ったら照正は早くも緊張してきた
しばらくしてメンバーが続々やって来た
まずやって来たのはギターの梅男だ!
「と、虎柄のTシャツ!阪神?てか大阪のおばちゃんか、、」
梅男はまるで大阪のおばちゃんをイメージさせる服装で現れた
しかも髪の毛はワックスのせいか汗なのかくるくるしっとりとしている
もともと高校生にしては老け顔なので、もはや高校生には見えない
「あ~、終わっ、、たな、、コイツ。」
照正は全てを悟った気がした
そして嫌な予感がして仕方がなかった
そしてそれは現実のものになった
次に干場が現れた。
実は前のミーティングで全裸禁止令が出ていた
本人もきっと悩んだに違いない
ほとんど裸に近いと言ってもいい位の網目の荒い服を着ていた
少しどや顔だし
「こいつら正気か?ってか二人共よくそれでここまで来れたな」
照正はなんかもうどうでもよくなってきた。
「バンドマンは逆にこの位頭おかしい位がカッコイイのかもしれない、、、」
もはやまともな判断が出来ないまでになっていた。
そうこうしてると露草がやって来た
この間の年上の彼女も一緒だった
二人して完全にパンク野郎な感じだ!
まるでシドヴィシャスと恋人のナンシーの様に見えた
「なんか色々パクり過ぎな気もするけど、バンドマンってやっぱりこれだよな~うんうん」
照正は少しホッとして自分もそろそろ持って来た衣装に着替えようとした時、
馬大がやって来た
全身スーツにジャケットのポケットには薔薇の花
早くも化粧してる!
てか白い!怖い!白い!
目のまわり黒すぎ!この真夏にスーツ着てるから早くも汗だくで化粧もかなり崩壊している
「な、なんか顔凄いよ、、、」
照正がそう馬大に言うと
「お~サンキュ~!最高にキマッテルだろ?朝5時から6時間けてやっと完成したからな~今日は気合い入れていこうな!」
気合いなんか入んねぇよ!
照正は怒りすら覚えた
と同時にある不安がよぎった
「こんな強烈なメンバーとliveやるって考えたら、、、俺全く目立たないな、、、むしろ逆にお前だけ空気読めないみたいな感じになるかも」
そして照正は決心した
「くそ!こうなったら目立ったもん勝ちだ!」
照正はそう言ってliveハウスを飛び出したのだった。
続く
昨日の夜はモヤモヤしてあまりよく眠れなかった
とにかくやるしかない!
照正はそう自分に言い聞かせてliveへ向かった。
初めてのliveハウスはイメージ通り、汚くてどこか薄暗く独特な雰囲気があって
ここで自分がliveをやるんだと思ったら照正は早くも緊張してきた
しばらくしてメンバーが続々やって来た
まずやって来たのはギターの梅男だ!
「と、虎柄のTシャツ!阪神?てか大阪のおばちゃんか、、」
梅男はまるで大阪のおばちゃんをイメージさせる服装で現れた
しかも髪の毛はワックスのせいか汗なのかくるくるしっとりとしている
もともと高校生にしては老け顔なので、もはや高校生には見えない
「あ~、終わっ、、たな、、コイツ。」
照正は全てを悟った気がした
そして嫌な予感がして仕方がなかった
そしてそれは現実のものになった
次に干場が現れた。
実は前のミーティングで全裸禁止令が出ていた
本人もきっと悩んだに違いない
ほとんど裸に近いと言ってもいい位の網目の荒い服を着ていた
少しどや顔だし
「こいつら正気か?ってか二人共よくそれでここまで来れたな」
照正はなんかもうどうでもよくなってきた。
「バンドマンは逆にこの位頭おかしい位がカッコイイのかもしれない、、、」
もはやまともな判断が出来ないまでになっていた。
そうこうしてると露草がやって来た
この間の年上の彼女も一緒だった
二人して完全にパンク野郎な感じだ!
まるでシドヴィシャスと恋人のナンシーの様に見えた
「なんか色々パクり過ぎな気もするけど、バンドマンってやっぱりこれだよな~うんうん」
照正は少しホッとして自分もそろそろ持って来た衣装に着替えようとした時、
馬大がやって来た
全身スーツにジャケットのポケットには薔薇の花
早くも化粧してる!
てか白い!怖い!白い!
目のまわり黒すぎ!この真夏にスーツ着てるから早くも汗だくで化粧もかなり崩壊している
「な、なんか顔凄いよ、、、」
照正がそう馬大に言うと
「お~サンキュ~!最高にキマッテルだろ?朝5時から6時間けてやっと完成したからな~今日は気合い入れていこうな!」
気合いなんか入んねぇよ!
照正は怒りすら覚えた
と同時にある不安がよぎった
「こんな強烈なメンバーとliveやるって考えたら、、、俺全く目立たないな、、、むしろ逆にお前だけ空気読めないみたいな感じになるかも」
そして照正は決心した
「くそ!こうなったら目立ったもん勝ちだ!」
照正はそう言ってliveハウスを飛び出したのだった。
続く
