刀剣乱舞小説200 | 美桜@マユのブログ

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刀剣乱舞小説

新章 夢見る私の憧憬

第8話

注意:新刀剣男士ネタバレです(汗)


審神者は御手杵が焼失した山手空襲の記事を読んだ。

「主ー!和泉守知らない?えんどう豆のスジ取り頼んだんだけど…」

大和守安定が執務室を訪ねた。

「見てないけど…如何したの?」

「歌仙がお冠なんだよね…(汗)」

「……心中お察しします…(汗)」

「その記事…」

審神者は慌ててスクラップブックを閉じた

「居そうな場所に心当たりありますよ…」

審神者は文卓から立ち上がり、執務室を出た。

 その頃、娯楽室でNintendoSwitchをテレビに繋いで無双ゲームをする男士達。

「うわぁぁぁ!(汗)繭玉にされた!(汗)」

敵脇差や蜘蛛が吐き出す糸を受けると繭玉にされ、一定時間動かなくなるらしい。和泉守兼定は歌仙兼定をプレイキャラにして、操作していた。

「こっちのボタンで回避するぜよ」

陸奥守吉行がアドバイスする。

「あり?何処だ?石田三成が見つからねぇ…げっ…調査失敗…orz」

大谷吉継と接触しなければならないミッションに失敗して落ち込む後藤藤四郎。

スパーン!

障子を開けて審神者が娯楽室に来た。

「おん?主!何か用かえ?」

陸奥守吉行が審神者に気付いた。

「……和泉守兼定…」

「は?俺か?」

ゲームのコントローラーを持ったまま固まった和泉守兼定。

「厨当番サボったよね?(怒)」

「……はっ?!(汗)」

「堀川!兼さんがまたサボりだよ!」

審神者に呼ばれた堀川国広が娯楽室まで駆けつけてきた。

「げっ…(汗)国広…(汗)」

「兼さ〜ん?(怒)厨当番まだ終わってないでしょ?(怒)さ、早く厨に行きますよ!」

「勘弁してくれーー!(汗)」

「…骨は拾ってやるからな…(汗)」

後藤藤四郎は連行された和泉守兼定を見送った。

「……稲葉江が夢の意味を探してた…天下を逃した武将の見果てぬ夢…」

審神者は最後に意味深発言した


─影朧の見果てぬ夢…儚い泡沫の兵の見果てぬ夢


憧憬と羨望…篭手切江が見る憧憬とは何かを問う稲葉江。歌い踊る篭手切江は眩しく輝いてた。


続く