刀剣乱舞小説
新章 防人の詠 第2話
注意:対大侵寇防人作戦ネタです(汗)
「殿は任せろ!うぉりゃー!」
前衛フィールドに出陣した別本丸の部隊が強力な敵を薙ぎ倒す。
「よし、何とかやっつけたな…」
「新人審神者は最終防衛で敵を…」
就任7年の審神者が指示する。
「こんなにたくさん…(怖汗)」
「大丈夫ですよ。うちの初期刀達は精鋭部隊揃いですからね」
「あとは…現世の仕事が忙しい審神者のサポートを…」
それぞれの審神者が防人作戦を決行する。
「守護吏…」
「我々はゴリラと呼ばれてますからね…(苦笑)」
「もうすぐ夜明けだ…防衛ラインのシグナルが変化していく…」
三度に渡る大型敵の侵寇を防ぐ作戦が続いた。
「……三日月宗近行方不明中…私は…折れて欲しくない…!(怖泣)」
「……」
相模国の審神者の髭切が新人審神者を見ていた。
「大丈夫じゃ!何ちゃあない!気にしたら負けじゃ!」
「相模国の…むっちゃん…」
辛うじて、三度目の防衛ラインのシグナルがオールグリーンとなった。
「……しかし……変ですね…?!『対大侵寇防人作戦フィールド』への群敵転送反応が一切無くなりました……?!……これは…」
こんのすけが何かを察した。
「こんのすけ…話がある…」
山姥切国広がこんのすけに話しかけた。どうやら、三日月宗近がとある時空に居るかもしれないと悟ったようだ。山姥切国広は単騎出陣を決行すると話した。
「……仕方ありませんね…」
こんのすけは渋々許可した。
「……三日月宗近…何処に消えたんだ?(怒)」
山姥切国広は単騎出陣の許可を受け、謎のループマップをぐるぐる走る。椿寺で三日月宗近を入手する出陣マップである事に違いないが、突然メビウスの環に変わったようだ。まるで結の目の様に…
「何処に居るんだ?!(怒)」
赤く光る場所が見えた。どうやら椿寺の位置だ。
「彼処か…」
山姥切国広は入口から転送し、椿寺に着いたが…
一年中桜が咲くわけがない…これは魔妖だ…!山姥切国広はその景色を切り裂いた。やがて、刀剣姿の三日月宗近が現れた。山姥切国広は本丸に帰還した。
新たに編成を組み、対大侵寇防人作戦を続けた。
本丸入口近くに強力な敵が現れた。
「これも時間遡行軍なのか…?!」
時間遡行軍とは形が違うようだ。全ての刀剣の集合体のようなものを相手に戦うが、山姥切国広は返り討ちに遭ってしまった。
「ぐっ…」
刀剣破壊する程の重傷を負った山姥切国広に
「俺を使え。山姥切国広」
刀剣の姿の三日月宗近が話した。山姥切国広は三日月宗近を抜刀した。その時、山姥切国広の瞳に三日月が浮かび、強力な巨大敵を双剣奥義で撃破した。
辛うじて、防人作戦は成功したかのように見えたのだ…
続く