刀剣乱舞小説62 | 美桜@マユのブログ

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日常の話は感じた事をありのままに伝えてます。

刀剣乱舞小説
第18章 鬼哭第9話
注意:新刀剣男士が登場してます(汗)

鉄扇を持った鬼に刃を向けた髭切の表情が怖い。何故なら、彼は笑顔だが、目が笑ってないのだ。
「奴の攻撃は仕込火薬…鉄扇を扇いだ瞬間に癇癪玉が飛び出すらしいから、なかなか倒し難い…」
「そんな…(汗)じゃあ、どうする?兄者…(汗)」
審神者に言われて落胆した膝丸は髭切に対抗策を問うた。
「…鉄扇を扇ぐ前の仕草を見極めるしかないだろうね……!!来るよ!」
鉄扇を持った鬼は思い切り鉄扇を扇いだ。咄嗟に攻撃を躱す髭切と膝丸。爆風が吹き飛ぶ。
ギャンギャン!キンキン!ガキン☆ギリギリ…
閉じた鉄扇と刀剣が交わる音がした。
「…おい、お前…アレをどう説明したら良いんだ?」
肥前忠広は妖狐姿の審神者を指さした。
「あるじは…ほんとうは…きつねのばけものなのだぞ…」
謙信景光が答えた。
「お前はいつも嘘ばかり言いやがる…」
肥前忠広がため息を吐きながら呟いたその時、
「…っ…(泣)…うわぁぁぁん!(泣)」
謙信景光はショックのあまり大泣きしてしまった。
「肥前君?!謙ちゃんを虐めないでよ!(汗)」
「本当の事だろ…(汗)誰も皆、怪奇現象は全て捏造に過ぎない…」
肥前忠広は謙信景光を睨んだまま呟いた。その時─
ドガガガガガ!!
鉄扇から飛び出た火焔玉を躱しながら、接近戦を始めようとした妖狐姿の審神者が雄叫びをあげながら反撃した。
あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙お゙お゙お゙お゙…
「狐の妖の君が倒した鬼よりも、難しいだろうね…ふふふ…ふふふ…ふはは…ははは…ははは…ははは…!」
鉄扇を持った鬼は妖狐姿の審神者を見て嘲笑った。そして舞を舞うように移動しながら攻撃を始めた。
「…(涙)…♪夢は…廻りて廻る…(涙)廻れば還らむ…(涙)永遠の果てを流離う…(涙)今宵は鬼殺祈三日月泪零る…(涙)鬼の祖を殺め和みの日々訪る日まで永遠に終わらぬ鬼殺祈…(涙)嗚呼兵の夢の跡…(涙)生き血求め流離う鬼よ我が刃の血露と消えよ…(涙)今宵は鬼殺祈三日月泪零る…(涙)」
肥前忠広は虚空の目で涙を流して鬼退治の儀式の歌を歌った。

続く