※ありえないくらいつまらない話なので
ありえないくらい暇ということでもなければ
読まない方が良いです。
年末年始はだらだら
てきとーにどっか近いところに出かけたり…と
画策しておりましたが
遊ぼうと思っていた人がフルインのザーエンに
なってしまったので
一気に帰省以外の予定がほぼゼロになってしまいました。
さすがにスプラだけで過ごすのは…
大掃除でもするか…
で
つまらない話と言うか…
はい。
つまらない話なんですけど。
こんなの書かない方がいいよなぁと思いつつも
ちょっとなんか、あれれ~おかしいぞ~って
どうしても思ってしまうので書きたいんですよ。
私の仕事に関する話なんですけどね。
地方自治体の財政に関する仕事を始めて
もう5年以上経ってしまっていまして。
クソつまらんくて2秒で飽きる仕事なのに。
地方財政の仕事の一つのランドマーク的なモノゴトが
12月末にあるんですね。
何かというと、国(総務省)が「地方財政計画」と呼ばれる資料を
ぶちかましてくるわけです。
それなーに?って言いますと
来年度は地方にあげるお金こんな感じ!って感じの資料です。
具体的には地方譲与税、交付税交付金などと呼ばれるものです。
で
ま
この全体の話はどうでもいいんですけど
そのオカネたちの中でも大御所の
地方交付税についての話なんです。
地方交付税は普通交付税と特別交付税に分けられまして
ま特別交付税はしょぼいので割愛しますけども。
普通交付税と言うものが重要なのです。
これは
「その自治体の人口とかなんか色々勘案すると
収支が多分これくらいでこれくらいお金足りないから」
国様が地方にカネをくれてやろう!というものなのです。
原資は所得税、法人税、酒税、消費税及び地方法人税です。
これによって、たっぷり税の取れるにぎやかな場所から
全然とれない静かな場所に
かなりの金額の税金が輸出されているのです。
さて、普通交付税というのは
ずっと、臨時財政対策債というものとセットになっていました。
りんじざいせいたいさくさいとは何か?
20年くらい前に始まった制度で…
簡単に言うと、
国が地方にあげるお金なくなっちゃったんですね。
というより、ケチってるというべきか。
そんで、「特別に借金させてあげてもいいよ」ってなった制度なんです。
勿論そのままじゃ単に借金しているだけなので
「その返済に関しては後年度の交付税でカバーしますよ」っていう制度なんです。
後で補填してあげるんだから文句言わないでよね!ってことです。
多分常人が聞くと「ハァ?」って感じですよね。
だって後年度にいきなり国が太っ腹になるわけないんだから。
実際借金はずっと続くわけです。
まぁ官製詐欺みたいなもんですね。
とはいえ、とはいえね。
それは実態の話であって。
建前上は交付税と実質一緒なんです、その借金は。
で。
本題なんですがね
令和7年度の地方財政計画上では、
臨時財政対策債が存在しないんです。
制度が始まって以来なくなったことのないものが
なくなったんです。
で。
それを受けてね。
例えばこういう評価があるんですよ。
ある、というか、こういうのしかない。
宮崎県知事コメント
臨時財政対策債の新規発行額が制度創設以来、
初めてゼロとなるなど財政の健全化が大きく図られている。
福岡県知事コメント
臨時財政対策債が制度創設以降初めて新規発行ゼロとなったことは、
地方財政の健全化を前進させるもので画期的であると考えます。
(´・ω・`)何言ってんだこいつら
は~~~~~~~ん?????
ちほうざいせいのけんぜんか?
先ほど書きましたけどぉ
臨時財政対策債は後年度に補填されるから
財政に影響は与えないはずなんですよ。
建前上は、建前上はですよ?
建前上は。(大事)
いやね、この言葉
地方財政の健全化
何年か前から総務省が繰り出し始めたから
すげえブラックジョークだなって思ってたんですよ。
だって借金がいくら増えようが国が補填するんでしょ?
それが制度趣旨なんでしょ?
「これをなくすのが健全化に資する」だなんて
それ、自分で詐欺って言ってるようなもんじゃないですか。
ん~~?????
なんだろう、この認知のずれわ・・・
私がおかしいのか?
まぁ、知事ともあれば総務省とのやりとりというか
色々ね、こう地方のために頑張っていただいているので
そこは気遣うかみたいなのがあるのかも分からんけれども。
いや~・・・・
例えばさ、他にもさ、
ネットの記事にね。
「交付税の増額は7年連続」とか書いてんですよ。
交付税は0.3兆円増、臨時財政対策債は0.5兆減ですよ????
あんのぉ・・・
再度申し上げますが、制度趣旨としては
臨時財政対策債≒普通交付税なので
減ってんじゃねーか!って話ですよ。
実質。
減るのがおかしいって意味じゃないですよ。
他の税金等が増えれば交付税は減るんですから。
いくらでも理屈はつけられるんです。
だけど地方財政の健全化って…^^;
そんな話じゃなかったでしょって。
むしろ借りれる額高い方が健全化するわ。
いつか補填される(という建前の)制度なんだから。
減らされたら財政状況悪化するわ。
8月の概算要求では大幅増って言ってたのに何があったんだよおぉん?
なんなんなん???
狂っているのは一体どっちだい?????
あとついでに全然関係ない愚痴を言いたくなったんですが
数年前まで「地方創生推進交付金」という
国庫補助金がありまして。
わが市も利用していたんですが
なんか全然内容の異なる「デジタル田園都市国家構想交付金」に
組みこまれちゃって、対象外になっちゃったんですよ。
そのデジでんってのは
デジタル技術使って暮らし豊かにしようぜ的なものなんすけどね。
で、今度はそれが「新しい地方経済・生活環境創生交付金」になるんだって。
災害避難所のトイレカーとかも対象とか書いてあんの。
もう原型ないやん。意味分かんねぇよ。
もはやこれさ、広域でやるべきっぽいことを何でもかんでもさ
地方創生2.0とかそれっぽいこと言って
市町村にやらせようとしてるだけなんじゃないの?
おん???
あーすっきり。
こんなくそみたいな記事を読んでくれた方がいらっしゃったら
多分おめめが汚れてしまったでしょうから
申し訳ないので
5~10年前くらいに
私が撮った自然の写真を載せますのでリフレッシュしてください。
上高地
やや人が多いですが
とってもいいところです。
(これ横になっちゃうかなぁ見にくいかなぁ)
奥入瀬渓流です。なお、台風一過だったため水が灰色でした。
素敵なところですが、個人的には、遊歩道のすぐ近くに車道があるところが玉に瑕と思いました。
東尋坊に行こうと思っていたけど
その手前にあるこのわくわく感しかない橋を見て寄り道したのは
雄島(おしま)です。
この2枚目も最高ですよね。
呪われそうで。
私が最も感激した場所、鶴仙渓(かくせんけい)です。
小規模で地味ですが・・・
加賀温泉駅の近くに大きな仏像様がおりますので
(真ん中やや左)
それに向かってひたすら歩く私。
柿其渓谷。
綺麗は綺麗なんですがこの日は最高気温40度。
ホテルのテレビをつけたら「無用な外出は控えろ」と言われてしまう。
さらに近所の親子みたいなのが泳いでて中々写真が撮れず地獄だった模様
西沢渓谷。
山登り未満、上高地とかのハイキング以上くらいの険しさ。道なき道感がそそります。
羽黒山。
あまりに疲れながらも、最後に出迎えてくれる鳥居を撮ってみると
カメラに水滴がついていたようで謎の神秘写真になったのが2枚目。
羽黒山へ続く道(帰り)。やたらかっこいい。
白駒の池周辺。
とても涼しいのです。
長野に外れなし!
かつて私は一人で
自然豊かな場所をひたすら歩くという苦行を
こよなく愛しておりました。
人にこの苦行に付き合わせるのは中々に…
もう難しいのでしょうね(´-ω-`)


















