陰キャと言う言葉がネットに蔓延り始めたとき(ひねくれたワードはいつだってネットが先ですね)
直感的に「あ、これ自分だ」って思うほどに
自分は陰キャです。
何がどうと言う説明は難しいのですが、分かるんです。言いたいことが。
そして突然ですが陰キャにはマッチングアプリをお勧めします。
ひとくちに陰キャと言っても恋人がいなかったことあんまないみたいな人もいるかもしれませんが
そうじゃない人へです。
具体的には、人との交流に消極的で友達も少なく、異性との交際経験が少ないまたはなく、そしてその異性に対する意識も
性的な面以外では全然興味がもてない陰キャな方へです。
なぜお勧めするかと言うと…
いや、色んな思いが混ぜこぜになって、なんだかまとめて書くのが難しいので体験談をだらだらと書こうと思います。
とはいえ1年前の話なのでそこまで克明に書けないかもしれませんが
ちなみに登録したアプリは一つで、某大手にお世話になりました。
さて、まずは登録の話ですが、
まず陰キャなので当然自分がしっかりと写っている写真なんてありません。
自然の写真を撮るのが好きで旅先の美麗な写真なら腐るほどあったのですが
相手方の御顔は分かる形で交流したいので自分も写さなきゃまずいだろうと思い
だいぶ古い写真でとりあえず載せました。しばらくして物凄い恥ずかしい想いを押し殺して自撮りしました。
ガチるならプロに依頼するのがいいらしいけどハードル高杉ということでそんなことはできませんでした。
それで自己紹介を書かなければならないのですが、
陰キャなので特にアピールとかはないです。
というわけにもいかないのでネットでこうやって書くんだよ的なサイトを見まくったのですが
なんだか納得いかないと言うか気持ち悪いと言うか…陰キャなので…
なので自分の思うがまま、「なんかそろそろやべえと思った(前の記事参照)から登録しました!」的な感じにしました。
後で交流した人に聞いたら「こいつやる気なさすぎるだろ」って思った(マイナス印象)らしいです。
よい陰キャの皆様はネットに落ちてるお手本のようにしっかり書きましょう。
登録するといきなりいいねがバコバコ届きました。
そのアプリでは片方がいいねを送り、相手がいいねを返したらいわゆるマッチングで、メッセージを送れるようになる、
何回かメッセージしてるとビデオ通話ができるようになる…という仕様でした。
で、自分モテすぎやんと困惑しましたが、これはマチアプあるあるのようで、
とりあえず新規の人はまだ競争相手がいないからターゲットにされるという現象によるものでした。
確か1週間も過ぎれば新規リストから消えてモテ期が終焉を迎えていた気がします。
陰キャなのでいきなり複数人とやりとりとか無理だからいいねをくれたうちの1人を選んでマッチングさせました。
それで多分10往復くらいしたところで、急に相手が消えて「このユーザーは退会しました」と表示されました。
ピュア陰キャな私は「あらぁ既にもう成立しそうな相手がいたんだね…言ってくれればよかったのに」なんて思っていましたが、
これ、実際はブロックされたということです。
この事実を知ったときは(一応マジで退会した可能性も2ミリくらいありますが)本当にびっくりしまして。
いや会話普通に盛り上が…ってはいないけど、普通にできてたやん?何で??ってなりました。
実はここが、もしかすると最もこの界隈で特徴的と思った人間関係のあり方で…
とにかく厳選しようと思っている方は片っ端から物色していって宝石を見つけようとしているのです。
人によっては1日返信をスルーしただけでブロックしてきます。
ブロックと言うと少し感じ悪く聞こえるかもしれませんが、こういった人間関係が普通である世界を前提に考えると、
むしろはっきりと意思表示をしている分誠実とも言えるかもしれません。
いやまぁ、それでも一言言ってくれって思うのが私の性格ですが。陰キャなので。
次にマッチングした人はかなり積極的で、ビデオ通話の御誘いもあり会う約束もしかけたのですが、
直前にコロナにかかったと言われ、そのまま会わず、フェードアウトしていきました。
恐らくこの方は宝石を見つけようとしていると言うより、自分にとってベストな選択は何かと絶えず考える賢い方だったのだと思います。
こいついいけど話進まねぇなぁ望み薄かな…という感じで切られたのでしょう。
そう…これは一般論と言うほどでもないかもしれませんが、やはり最初に誘うのは男だろう、1,2週間もして脈があるなら普通は誘うだろう、こういう考え方も広く根付いているのです。
私は陰キャなので、のんびりとメッセージをだらだらやっていて愛想を尽かされてしまったのです。
さて、せっかくだから自分からいいねをしてみようと思い、物色してみると、なんか見てるだけで結構楽しいなと思いました。
品のない言葉になってしまいますが、交際相手候補のショーケースのようになっているのです。
だんだん調子に乗ってきて明らかにトップ画像が可愛い20代前半の子などに無謀にもいいねを送り始めました。
たまにマッチングはするんですが、まぁとにかく会話が弾みません。
そもそも私自身相手に容姿以外の興味がなく、白々しい会話をするのも苦手なのです、陰キャなので。
いずれにしてもどなたかと交流することで、この世に生きてるリアル異性がどういう存在なのか、少し分かる気がするのです。
アニメに興味ある感出してたから返事くれて、すぐにガチ勢でないことがバレてスルーされたり
(よくよく考えるとアニメに全然詳しくないのでアニメコミュニティ入るのはやめようと反省)
とにかく一言しか返さなくてこっちがしんどくなってやめた人とか
返事暫くスルーして再開するときは毎回「体調悪かった」と言う人とか
本当に色んな人がいるんだなぁ…と、嫌味でなく、心から勉強になると思いました。
こういった経験から思ったのが、
興味をもっている事項がいくつもかぶっている人に集中した方がいいということ(心からの会話ができるので)、
そして若い人は恐らくまだ心に余裕があり、消極的で、また日々大量のいいねを受けているからかなり必死に
アピールしていかないと相手にされないと言うこと、そしてそのやる気は起きないこと です。
この認識をもとに交流する人を決めていこうと思ったのですが
一点悩みだったのが
ゲーム好きでも、相手が好きなゲームと自分が好きなゲームが全然違うことでした。
自分はと言うとレトロゲームとか、古めかしいRPGやシミュレーションなどをよくやっていて
相手にありがち(というかほとんどと言ってもいいくらい)なのがフォートナイト、スプラトゥーン、デッドバイデイライト、エイペックスレジェンズ…
全然やったことないじゃん…っていう。
流石にゲームばっかりやってる自分がそのジャンルを武器にできないのは辛いと思い
一番酔わなさそうなスプラトゥーンをやることにしたのです。
このように偏屈な陰キャであっても毎日色んな人を(電子上で)見たり(電子上で)触れ合っていると
自分も変わらなければと思うようになる、そんな感覚があったんです。
(なんか繰り返しみたいになってるけど作文能力なさすぎマンなのでご容赦ください)
色んな人と知り合って、色んな人がいることを知って、
興味をもてる相手を探して、自分も可能な限り相手に適応するように変わっていこうとして…
こういった体験ができるから、個人的には陰キャにはマッチングアプリをおすすめしたいのです。
月数千円くらいかかりますけども。
ただ、ネットでは結構、結局顔が良くないとうまくいかないという言説を見ます。
余談ですが私の場合たまたま両親の作画が悪くなかったので定期的にいいねを貰えまして、
そういった中で先述した観点からの選別(露骨に言ってしまうと趣味が合いそうでなるべく若くだけどそんな若くない方)を行った結果として、
アプリで会った方と1年以上交際している状態です(結婚はまだしていませんが…)。
なのでもしかすると人によってはそもそもマッチングまでいかねぇよってこともあるかもしれません。
ただそれを考慮してもやっぱり、どういう人がこの世にいるのかってのが分かるので、やっぱりお勧めです。
冷たくされてもそういう世界なので、いちいち落ち込む必要もないと思いますし。
彼を知り己を知れば百戦危うからずみたいな?本当、そういう感じです。
絡んでみないと、自分のこともよく分からんのです。
そして前の記事との関連で言うと、アプリを始めて暫く経つ頃には、心の落ち込みもなくなっていました(やはり人との交流が大きいのか…あるいは人として前進できていると感じたのか、分かりませんが)。
はい。ということで気が進まないながらに始めたスプラトゥーン3ですが
今となっては毎日サーモンランをやる廃人と化してしまいました。
サーモンランあるある早く言いたい。
この年になってこんなにゲームにはまるとは思っていなかった…恐るべし任天堂…
ああいう、解決すべき問題が毎回ランダムに出てくるミニゲーム形式?のゲームって延々とやっちゃんですよね…
他のジャンルで言うとソリティアとかそういう。ピクロスも好き。
バトルも面白いんですが対人なので騙しあい要素が出てきて、それが個人的にあまり好きじゃないんですよね。
そういうわけでもしかするととにかくサーモンランを語るブログになるかもしれません。