お友達で、逆流性食道炎で悩んでる人が居るので、昨日漢方薬を送って見ました。

本当は、実際に会って根掘り葉掘り聞いてから選びたいけど、中々難しいので、アタリを付けて送って見ました。o(^-^)o


さて、まずは簡単に逆流性食道炎の話をします。


人は何か物を食べると、口から食道を通って胃に入ります。この食道と胃の結合部分にバルブが有るんです。

このバルブはワンウェイバルブで、胃の中身が食道に戻ってこない様に成ってるんです。

しかし、ワンウェイバルブが色々な原因で開きっぱなしに成ると、胃の中身が食道に流れて来る。すると、胃酸に耐えられるように成ってない食道は胃酸のphには耐えられなく、炎症を起こして痛みを感じる様になる。

分かり訳す言うと、火傷してる感じですね!

では、なぜこのワンウェイバルブが開きっぱなしに成るのか? ですが、一般論ですが…


暴飲暴食です!


空腹時にアルコールを飲んだり、空腹時にコーヒーを飲んだり、高カロリーな脂質の多い揚げ物ばかり食べたり、色々有ります。

シャワーだけで湯船にゆっくり浸からない人は、胃が温まらないので十分な血流が確保出来なから、すこしぬるめのお風呂に最低でも15分は浸かって欲しいです。


いいですか、ココ大事なんでもう一度書きますね!


湯船には15分以上浸かって下さい!


さて、治療ですが、病院ではH2ブロッカーを使ったり、新型のプロトンポンプインヒビター(略してPPI)を処方します。

PPIも最近は新しい物が出て来てるので、パリエットやネキシウム、タケキャブあたりが多く出ますよね!


しかし、これらを服用しても食生活など今までと同じでは治らないんです。


何がいけないか?は個別で違うと思いますが、ライフスタイルを変えないと行けないかも知れません。


さて、今回のお友達ですが…


二種類の漢方薬を送って見ました。

1) 小青竜湯

この薬はアレルギーで良く使われますが、根本的には胃薬です。(笑) だいたい、小青竜湯が出来た時代にアレルギーって概念すら無かったので、後付けなんですよね~???

なので、本当は、この薬剤は逆流性食道炎のお薬だと思って下さい。

コレを熱いお湯50㏄くらいに良く溶かして、午後の紅茶のレモンティーの微糖だって思ったら効くかな?(笑)


漢方薬がレモンティー??? って思うかも知れませんが、そう思わなかったら効かないので止めて下さい。


2)半夏厚朴湯

今、一番辛いのは喉の痛みらしいので、コレを飲んでもらいたいと思いました。

胃酸が逆流してのどまで来てるのかも知れませんが、何かストレスが有って、それが原因でワンウェイバルブが開いてる可能性もあるので、コレです。

コレも熱いお湯50㏄くらいに溶かして飲んで下さい。

ほんのりシソの味がしたり、お湯みたいで味が無いと思ったら効きます。(笑)


1)は夕食前、 2)は就寝前に飲んで見て下さい。o(^-^)o


一日1回だけね!



それと、揚げ物禁止です。(爆)


おかしも禁止です!(*^^)v



おだいじに!