山本祥一朗の酒情報 -93ページ目

山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

アサヒビールでは9月2日より、プリン体ゼロと糖質ゼロの「アサヒ・スーパーゼロ」を発売する。

健康意識への高まりは飲料業界にも広がっており、アサヒビールではこのビールを 350mlと 500mlで今年の年末まで発売する。これは分類では発泡酒である。なお、同社では9月9日より「アサヒスーパードライ・ドライブラック・バースタイルオレンジ」を発売するが、こちらは期間限定。

一昨年に中野繁さんの純米酒を楽しむ会で拙著『酒は最高のサプリメント』(ペガサス)のサイン会をした際、高校時代の同級生が数人、私のところへ見えた。都立千歳丘高校の時だったと言われたが、同窓会はご無沙汰だったのですっかり忘れていて失礼した。

その高校が今年の夏の高校野球で4回戦で惜しくも敗れたが 、結構いいところまでいったと思う。

この高校は俳優の森繁久弥さんの家がそばにあって、時々森繁さんにお目にかかっていたが、写真はその森繁さんが「次郎長三国史」で森の石松を演っていた時にスタッフの人が撮ってくれた私との写真である。森繁さんは売出し中のピチピチで、こちらは高校三年生である。

まだ若輩で話題も少なかったが、よく気配りしてくれたのを思い出す。望むべくもないが、千歳丘高校が西東京代表にでもなっていたら、高校時代の旧友を誘って、酒を提げて森繁邸にでも押しかけたい気分である。


TBSラジオで「祥一朗・栄子のミュージックシグナル」を週1回のレギュラーでやっていた時、ひょっこりやってきた男が、脚本を担当する者です、と言った。この番組は私が自分の思ったままの話を勝手にしゃべっていたもので、脚本など無かった。ところが番組の企画の上では名目上の脚本家の名前が別々にあったことを初めて知った。

その男によると、日曜日の落語家の大喜利の台本も自分が書いているという。あの番組での出演者の即座の反応は、台本が無ければあれほどうまく話せまいと思っていたから、それはわかる。

その出演者の中にいい年齢で独身をウリにしている春風亭昇太という落語家がいる。その昇太に弟子入りを志願したのが春風亭昇吉という東大卒の男で、『東大生に最も向かいない職業』(祥伝社)という本を書いている。

この本を見ると、当人も飲めるクチだが、師匠の昇太はたいそうな大酒飲みである。師匠に同行して地方へ出掛けた際など、二次会、三次会......と延々と飲み続けて朝になっても元気ハツラツの師匠に舌を巻く昇吉の話が出てくる。
落語の世界の裏話を知るには手頃な本だと思う。



前著『酒つながり』(社会評論社)の58ページに燗酒の話にからめて酒を酌み交わす話が出てくる。その時のことを訊かれることが多いので、以下にその際の様子を書いた本の1ページを次に掲載する。NHK出版である。