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山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

サントリーグループの基盤研究、技術開発の機能を集約した「サントリーワールドリサーチセンター」を京都精華町に竣工した。

これはサントリーホールディングス㈱によるもので、これまで3か所に分散していたものを1つの拠点に集約したものである。

健康科学、微生物科学、植物科学、水科学、環境科学といった領域で世界の最先端を狙っている。


この本は元全国小売酒販組合中央会会長だった人の書いた本。父親が小金井に創業した卸、小売酒販店を昭和11年に二代目として受け継いだ大嶋幸治さんが書いたもの。

なにしろ世界6000品目の酒が揃う店をオープンさせたり、自社ブランドの日本酒、焼酎を販売したりするなど話題を集めた人である。

この本は13年前の2002年に双葉社から発売されたもので、内容の一端は……。

●みんな地酒を勘違いしている ●久保田か地酒? ●八海山は「やっかいさん」? ●融米造り、焙炒造りの正体 ●全国新酒鑑評会の入賞回数は当てになる?  ●芋の産地を明示せよ ●酒販店から見たビール会社の企業カラー ●10年後に期待したい日本の地ビール ●輸入ウイスキーが高かったわけ ●有名ワインのお得な買い方 ●天下りはなぜ必要か

以上はほんの一部だが、酒を売る側の立場としていいたい放題にいった話としてはこんなものか。
裏話が多いので今は絶版の様子。

立川談志といえば4年前に75歳で亡くなった落語家だが、生前は参議院議員になったり自分で落語の流派を作ったりと、よく話題になっていた。

飲むといえばせいぜいビール程度だが、酒の業界雑誌に連載していたこともある。それも最後はその雑誌にさんざん毒づいて尻をまくっていたから、いかにも談志らしい。

バンコクへ行って飲んだビールが強いのに驚いたといい、「何せ13度、日本酒と同じアルコール量だ。名は『シシガー』。普通のビールだと思いガブ飲みして酷い目に遭った」とアルコール度数を間違えて書いている。

何せ紀伊国屋の社長だった田辺茂一氏にくっついて飲み屋を巡っていたから、酒場にはよく顔を出していたが、それもあって紀伊国屋での公演も多かった。

酒には弱いが、まるで酔っぱらってでもいるような言動は、この本『立川談志・狂気ありて』(亜紀書房)にある通りの生涯を自覚していたのだ。