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山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

別記の文章は中野孝次著『老いのこみち』(文藝春秋)の中の「酒あってのわが人生」の冒頭部分である。これを見てもいかに中野氏が酒を愛していたかがわかろう。
しかもこのくだりは、特に日本酒だけの酒礼賛一辺倒である。

氏ははじめて酒を飲んだのは19歳の夏であった。戦前の時代だ。まだ飲酒もよかった頃である。その後、戦争中はひどい酒もあったようだが、この文章を書いた氏が68歳の当時は日本酒も良質なものが出まわった頃である。そして別記の本にまとまったのは76歳の時である。

氏は中に坂口謹一郎氏の短歌をひきながら、酒の感慨を述べておられる。

  うまさけはうましともなく飲むうちに酔ひての後も口のさやけき
  一人して酌でもたのしというわれを妻はほほえみてゆき見こそすれ

この下の小冊子は、日本酒造組合中央会が若者のために日本酒のノウハウとしてまとめたものだが、若者ならずも大の大人にもわかりやすい冊子になっている。

ただ、選挙への参加が成人である18歳からとなっているのに、飲酒がそれに添っていないというのが納得いかない。選挙と同じ18歳から「可」としてもいいのではないか。

私の世代では大学生になった時に「新入生歓迎会コンパ」として先輩に誘われて一緒に飲んだものである。浪人しなければ18歳かせいぜい19歳である。この際、「18歳から大人」の世論を盛り上げようではないか。

「Sake」のサブタイトルの「二十歳からの日本酒BOOK」を「十八歳からの……」と変える世論が出てきてもいいと思うのは、私ばかりではないと思う。
いつもこの時期になると、キリンビールが世界のビール生産量を発表する。2014年は1億8900klで、前年比0.4%増、29年連続の増である。中国は2003年から12年連続の増加。日本は前年比で1.5%減少。順位に変動はない。

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