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山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

その筒井さんは、昨年暮れの「サンデー毎日」(12月1日号)では、テレビドラマ「ハンチョウ」の原作者で売れっ子の今野敏さんと対談している。こちらのタイトルは「世の中の閉塞感をブチ破れ!」というもの。

ここでも言いたい放題は変わらないが、2人の接点は、今野さんが筒井さんのファンだったこと。その今野さんのデビュー作の審査員が、筒井さんだったこともあった由。

この対談では、音楽、文学、社会などに対して、かなり言いたい放題を尽し、マスコミ批判などもしている。筒井さんの禁煙批判は勿論だが、それもホテルでの全面禁煙は怪しからんから、そのホテルでの偽装食品などにも及んでいる。

いずれにせよ、筒井さんの言いたい放題は至るところで留まることがない。
その偽装問題については、市井の居酒屋までに及んでいるのが次の話。
「中央公論」新年号で作家の筒井康隆さんが、酒はいくら飲んでも平気な方で、それも焼酎、ウイスキーならバーボン、ワイルドターキーやライなど強い酒を挙げている。それでも医者から煙草をやめるか、酒をやめるかと言われたら、酒をやめるという。

ともかくも煙草を吸おうにもタクシー、電車、新幹線をはじめ、いたるところで禁煙となっているのは怪しからん、というわけだ。

この話、特別インタビューとして「規制だらけの世の中はつくづく生きにくい」と題して掲載されているのだが、この人の「偽文士日碌」(文藝春秋)などの日常生活を見ても、いかに愛煙家であるかがわかる。

この筒井さんには私の書いた「作家と父」について「みだれ撃ち讀書」(集英社)で丁寧な書評をしてくれた人でもあり、私としてはこの人の書いたものは注意して読んでいるが、酒、煙草の嗜好だけは、私とは全く反対だとつくづく思った。
キリンでは2月4日にパレスホテル東京で、夕刻よりキリン系列の全商品のマスコミ向けの試飲会を開いた。以下はそれぞれの出展数。

キリンビール=10点、メルシャン=9点、氷昌源=2点、キリン・ディアジオ=2点、キリンビール(洋酒)=2点、キリンビバレッジ=7点、キリントロピカーナ=3点、小岩井乳業=2点。以上の37点である。

当日はあくまでも試飲会で食事会ではないから、オードブル程度の軽食で、参加者はテイスティングを心ゆくまで楽しんでいた。

掲載はキリンビールが展示の10点であり、この中では3月中旬より主要都市で発売されるという、ハードシードルが印象的だった。