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山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

5月16日に帝国ホテルで開かれた岡永創業130周年記念と名門酒会40周年記念、それに飯田博氏の卒寿の祝賀会に出てきた。

岡永130周年については、その間の様子がスライドで紹介されて、分かりやすく歴史が語られた。
当日は蔵元をはじめ取引先の業者など多数が参会し、華やかな会になった。

名門酒会を代表して司牡丹の竹村維早夫会長の挨拶があったが、40年前に発足した当時の様子をユーモラスに語られた。宴会となって竹村氏とも話したが、私よりも5歳上にしては大変にお元気。ただ、多くの挨拶を受けたうちの約半数のお相手を失念していたのは残念。岡永社長の永介氏には、博氏の30年ばかり前の談話のコピーをお渡しして、お元気を出されるよう伝えておいた。
文藝春秋刊のこの本は、家にある本の山が崩れる中で書いている草森伸一のもので、煙草が大好き人間。こういう一般からは偏ったように思われる人の考え方には、それなりに稀少価値の魅力がある。
山田詠美が聞き手で、瀬戸内寂聴が話し手という構成にはなっているが、このタイトルの本(中央公論社刊)は2002年に出たもので、12年が経っている。
いずれも作家で男性経験をあからさまに書いていて、それらで多くの文学賞を得ている。

私小説、死、女と男、場所の記憶、の目次でそれぞれがホンネをぶつけ合っているのが面白い。

亭主と子供を残して男のところへ走った瀬戸内、外国人と結婚した後、開き直って文学に走った山田と、それぞれが語る男性論がなかなか味がある。

これは2000年5月から半年ごとに「中央公論」で対談した話をまとめたもの。