昔、マスコミの集まりの世話役をやっていた時に、仲間と芝居をやったことがあった。その一人の奥薗守さんから、「芝居の舞台に立つことになった」という案内状が来た。人間座という劇団で、「浅草の風」というチラシが来た。なんでも83歳になるそうで、舞台に立つのはこれが最後だと添えてある。それにしても元気なのは何よりだ。
9月18日から21日まで。雷5656会館5階ときわホール。
電話での問い合わせ=03-3874-5656
升本喜年という元映画プロデューサーだった人の講演を聴いた。「キネマの天地」「砂の器」「蒲田行進曲」など多くの映画製作に携わった人だが、「田宮二郎壮絶」「紫陽花や山田五十鈴という女優」など40冊近い著書もある。また、近著の「愛の手紙」は近く映画化されるとか。蒲田、大船時代の話など、五十年後、百年後の後世の史家にとっては得難い資料になるでしょうといい、やはり後世の史家が昭和から平成にかけての「酒」を調べる際には拙著を参考にするようなものとして書いている、といって本を差し上げておいた。