先月のWebに「サザエさん」の話で、「何年たっても変わらない味」を書いた。写真の左上は紹興へ私と同行した「二階堂むぎ焼酎」の先代社長で、この人の姿勢もまさに、変わらぬ旨さを続けて売れている好例だろう。
その下は栃木県大田原の「天鷹」の蔵の内に掲げてある先代社長の酒造りの姿勢であるが、今でも蔵元の方針は変わっていない。このように変わらぬものこそが永続のコツである。
その下は西郷の「沢の鶴」の資料館で、観光コースにも入っている。中の資料の充実ぶりは見事で、このような資料館が都心にもできないものかという話は、日本酒で乾杯推進会議の百人委員のコラムにも書いた。
右上は、酒文化研究所が催したハンディなコップ酒の審査会で、「いいと思う酒を選んでほしい」と参会者に呼びかけられている時に私が薦めた酒だが、これが優勝だった。
(撮影・鈴木潤カメラマン)
下は関信越のきき酒会の初回に受付に出た看板。今では見られない。