9月の声をきくと酒類業者のお披露目が目立って増える。
9月9日の和酒の専門商社・太田商店、日本名門酒会、大星岡村などの問屋筋。静岡県酒造組合などの蔵元のお披露目をはじめ多くの展示会が開かれるが、これらは次回のWebでご紹介しよう。
これらの発表会に出てみると、酒販店などの業者関係は、「値段のわりに旨い酒はないか?」と目を光らせている人も多いが、マスコミ筋で話題になっている銘柄に容易になびく人も少なくない。そんな雰囲気の微妙さが伝わってくるのがこの種の発表会である。
なお、下記は㈱フルネットが出している金賞酒のガイド本だが、金賞酒にまつわるデータが細めに掲載され、予審や決審に携わった人の氏名なども付けられている。なお、今年の純米金賞酒は13点しかなく、その金賞受賞率が10.9%で、アル添金賞酒の28.5%より少ないことが指摘されている。
(写真はその本)