本は永久に残るだけに貴重 | 山本祥一朗の酒情報

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仕事を続けてきた人が晩年になって本を書いたというので、その披露宴に立ち合ったことが何度かあった。

写真の左は元醸造試験所・所長で、勲三等瑞宝章も受賞された大塚謙一氏の出版記念会が、平成18年にパレスホテルで催されたもので、私が発起人代表を務めさせて頂いた。

大塚氏は甲子(きのえね)年のお生まれで、同じ年生まれの秋山裕一、飯田博、竹鶴威、河竹繁俊氏らと甲子会の集まりをなさっていた。竹鶴、河竹氏は亡くなられたが、その時は揃って出席されていた。また、日本のワインを愛する会の会長もなさっていたことから、山本博氏などワイン関係者も多く参会していた。

いろんな人の出版記念会に出席したが、右の写真は、玉乃光のかつての社長の出版記念会で祝辞を述べているスナップ写真だが、いずれにせよ本は永久に残るだけに、この他にも多くの出版記念会に列席させて頂いた。