島根の酒によく馴染んだ佐香錦 | 山本祥一朗の酒情報

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「しまねの地酒きき酒会」が東京交通会館の12階で10月13日に開かれた。

島根県には「遣島使(けんとうし)」という決まりがあり、島根県を愛するゲストが命名されている(カットはそのカード)。かつては毎年のように島根県へ出掛けたことによる縁だが、このところご無沙汰している。ただ、蔵元だけはマメに取材していたこともあって、東京での催事にはご案内を頂いている。

別記の蔵元が今回の出展蔵元だが、どの酒も内容が濃い。大吟醸、吟醸などほとんどが純米で佐香錦の使い方も上手くなった。この佐香錦は山田錦とたかね錦とを併せた金絞錦と、農林44号と八反流2号とを併せた改良八反錦をさらに合わせた品種で、当県ならではの原料米なのだ。それが年月をかけて磨かれたという印象である。