ドイツへの訪問が一番多い | 山本祥一朗の酒情報

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「海外で一番多く行った国はどこですか?」ときかれることがあるが、即座に「ドイツだ」と答えている。昨年暮れのこのWebでも書いたが、それはノイシュタットの品質検査事務所での体験だった。ドイツの審査は日本酒より楽だとも書いた。

ドイツへの最初はライン川を一週間にわたって上り下りする船旅だった。それも冬での体験で、最後はシュパイヤーでのクリスマスイヴにまで参加した。



ワインに不凍液が混入していたといって騒動になったのは、隣国のオーストリアからの不凍液混入ワインだったが、その時はラインガウをはじめとして、ワインどころとされるところはすべて案内された。ドイツ最古のワイン蔵であるトリアなども含めた11の銘醸地を訪ねた。それらは『海外酒事情』(時事通信社)ほか何誌かに書いている。

カットはそんな視察が報道されたドイツの新聞の一部で、左にボトルを持っているのが筆者。