今年のきき酒と日本酒フェア | 山本祥一朗の酒情報

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21日の池袋での日本酒フェアは前売券が1,600枚(昨年は1,250枚だった)、最終の入場者は全部で6,400人(昨年は5,500人だった)だから、結構な賑わいだった。10時開場の1時間前に行ったら、既に100人以上が並んでいた。

受賞酒の唎酒会場は、毎度ながら北海道、東北の奥のコーナーにどっと並ぶ。手前の中国、四国には誰一人いない。昨年もそうだったが、四国の金陵(これは受賞と同時に送って下さったが)の金賞から、愛媛のヤマタン正宗などを順次唎いてみる。この後、九州、近畿、中国、北陸、東海、甲信越とまわった。

東北、北海道の順を待つ前に醸造試験所の戦前からの歴史のビデオを見た。秋山裕一氏の泡無し発見の話など興味深い。ただ、この時にビデオを見ていたのは私一人。

各県の日本酒フェアをこの後まわったが、どの県もそれぞれ精一杯にPRしていた。どこも年を追って上手くなっているが、中には見当はずれの売込みも見られた。唎酒の評と合わせていずれ詳細なレポートをしたいと思っている。

図はこれまでの入場券。