毎年、暮れになると「世界主要国のビール消費量」が、その前年までのデータをもとに発表される。それをキリンビールが発表したのが別記である。これは過去、長い間続けられている。この記録では27年間連続の増加となっている。
ここ10年間は中国が連続で1位となっている他、上位10か国までは変化がない。日本は7位で前年より1%だけ減っている。10位以下ではタイ、インド、ベトナムなどアジア圏が増えている。
外国産のビールといえば今から20年ばかり前に、日本でも海外からの輸入ビールが一時ブームになったことがあった。別記のデータは「週刊現代」(1994年6月11日号)に掲載された私のコメントで、これと比較すればその後の移り変わりがよく分かると思う。