梅雨入りが遅れ、災害級の暑さが予想されるとまで言われた先週。

電車に「弱冷房車両があるなら強冷房車両が欲しい」と思う病的な暑がりな自分は、それでも馬券売り場に向かう。

車内では極力寝て、体力温存と回復を待ちながら。

 

すべてはコレクションのために、先週の珍名さん。

 

「ブルドッグ ガール」

皮膚はたるみ、鼻は低い。

牛と闘わせるために開発されたというブルドッグ。

牛と闘うことが無くなった現代では、愛嬌がある愛玩犬として人気がある。

競走の世界に生きるとすれば、愛嬌よりも勇猛なイメージを追った命名か。

短距離ダートで活躍したブルドッグボスの初年度産駒で、叔母(ブルドッグボスの妹)にはブルドッグギャルがいる。

 

「ハッピーマン」

中央場所の京都で2番人気1着。

その名の通りハッピーなデビューとなった。

コレクション用に買った珍名馬券でも高配当で的中したら換金するが、今回は380円なので換金しないでコレクション入り。

かつてこのパターンでウオッカのデビュー勝ち馬券を換金したことがあり、今ではもったいないと思っている。

ハッピーマンが出世してくれたら、デビュー戦をコレクションできた自分もハッピーだ。

 

「メロンパン マニア」

かつての珍名馬にメロンパンがいたが、自分のコレクションには無い。

阪神で2戦しただけで抹消されたのだが、当時関西のレースは関東では買えなかった(逆もまたしかり)のだ。

十数年前に某TV局から「メロンパンの馬券を持っていませんか?」と問い合わせがあったことも。

 

今週も珍名馬券マニアは売り場へ向かう。