「イクイノックスは(秋華賞の)リバティアイランドほど堅くないよ」

いつもの居酒屋でそう言ったら、「そうなの?」という反応が返ってきた。

イクイノックスよりリバティアイランドの方が強いと誤解されたようなので付け加える。

「3歳牝馬限定戦の秋華賞とは、古馬最高峰の天皇賞は相手が違うってことです」

 

とは言え、昨年の勝ち馬でもあるイクイノックスのレース適性は疑う余地が無く、悪くても3着は外さないだろう。

「イクイノックスは80%勝ち、2着までなら90%。3着までならほぼ100%でしょう」

3連複で買うなら1頭軸で良さそうだ。

 

今日は3場の10Rから参戦し、例によって10Rは全滅。

いよいよ10Rとの相性の悪さは本物だ。

「まだ3連敗」と気を取り直してメインへ。

 

新潟11Rは千直のルミエールAD。

嶋田くん騎乗のジュニパーベリーは2勝を挙げている千直巧者だが、千直では不利な内枠の4番枠。

上手く先行できれば馬券の目はありそうだが…。

軸は外枠を引いたサトノファビュラスとアジアノジュンシンとする。

 

軸の2頭が8着16着に沈み、13→12→6番人気の大波乱にかすりもせず。

2着の12番人気・ファイアダンサーは2番枠が嫌われての低評価だと思うが、前々走で1番枠から2着に来たので拾っていた。

勝った13番人気・カイザーメランジェは14番枠だが、8歳馬にスピード競馬は厳しいかと切った。

進歩する調教技術に、オジサン脳は付いていけない。

 

京都11R・カシオペアSも2着3着4着で外す。

う~ん、的中なしの5連敗か。

まあ、天皇賞は獲れるだろう。

 

東京11R・天皇賞・秋。

前記の通りイクイノックスから強弱をつけての3連複1頭軸流し。

「府中二千はマイラー狙い」で、2000mが下限の馬より上限の馬を厚めに買う。

ダノンベルーガ、プログノーシス、ジャックドールが本線で、2番人気のドウデュースは軽視。

 

先行勢が総崩れの中、道中3番手のイクイノックスが日本レコードで完勝。

さすが現役世界一、恐れ入りました。

 

後方2番手から追い込んだジャスティンパレスが2着に来たが、この馬はドウデュース同様の距離不向きで軽視した馬。

ドウデュースは押さえで拾ったが、ジャスティンパレスは完全に切っておりハズレ。

「府中二千はマイラー狙い」も、調教技術の進歩で過去の話か…。

 

6戦全敗で、今日も最終レースの末脚に逆転を賭けることになったが、今日の最終は3場揃って全滅。

府中の岩手競馬コーナーで買った盛岡のプリンセスカップの安い配当で何とか全敗を免れたが、焼け石にスポイトで水を垂らした程度だ。

 

千直の高齢馬、府中二千のステイヤーと、今日は調教技術の進歩を感じた一日だった。

オジサン脳もアップデートしないと…。