5月の終わりからほぼ1ヶ月で8戦をこなしたダービーシリーズ。
6月の終わりには大井の帝王賞に参戦。
毎週末の中央競馬の合間に、このところ地方競馬の主要レースにも参戦している。
今日も毎年必ず参戦している地方競馬でのレースがある。
中央地方交流G3、川崎のホクトベガメモリアル・スパーキングレディカップだ。
ダート交流重賞10連勝のホクトベガだが、特に川崎では目立つ活躍が多い。
初めての地方競馬参戦で、18馬身差の圧勝劇を見せた伝説のレース、95年・エンプレス杯(翌年も連覇)。
国内最後のレースを連覇で飾った97年のG1・川崎記念。
中央馬でありながら南関東・川崎でその名を冠したレースが行われるのは、そんな背景からだ。
自分が最も愛した競走馬・ホクトベガの名が冠されたレースに今年も参戦する。
川崎11R・ホクトベガメモリアル・スパーキングレディーカップ。
重賞3連勝、前走では牡馬相手のG1・かしわ記念を2番人気で勝ったショウナンナデシコが、牝馬限定のG3では負けられない。
断然の1番人気でも、ショウナンナデシコの1頭軸。
断然の人気馬から、相手はサルサディオーネ、レーヌブランシュの2頭が有力と見る。
昨年、逃げて圧勝したサルサディオーネが今年も出ムチをくれて逃げる。
しかし、これをショウナンナデシコが半馬身差でピッタリマーク。
こうなるとサルサディオーネは苦しい。
直線では、サルサディオーネを交わして先頭に立ったショウナンナデシコと、追ってきたレディバグの一騎打ち。
どちらが勝つかより、完全にバテて3番手に下がったサルサディオーネに注目する。
この馬が残ってくれれば3連複的中だ。
尻尾を振り振り、サルサディオーネがクビ差で3着に残ってくれた。
3連複的中!
3連複配当は400円の激安だったが、厚めに買っていたので獲りガミながらも大損にはならなかった。
なによりホクトベガメモリアル的中が嬉しい。
ところでこのレース、年々ホクトベガの名前が取り上げられることが少なくなってきている気がする。
ホクトベガの大ファンである自分にとって、愛した競走馬が忘れられていくようで寂しい。
いっそ「ホクトベガ記念」にしてもらえませんか?川崎競馬さん。