タイムレス触れ合う時間は短めだった。弾んで方向を変えるふたつの円がわずかに重なる瞬間は奇跡で。その感性のいちぶが震えるさまは、言葉を無意味にした。視線の先は違えど、今もどこかで、おなじ青に抱かれる奇跡が、めまいがするほど愛しい。