幼稚園の入口にはお地蔵がいて、
毎朝『お守り下さいませ』と手を合わせてご挨拶してから中に入るわけですが、
今朝、
娘のクラスの男子、
『いただきま~す』
すかさずそばにいた女子、
『ほとけさまたべるんかいっ』
と、素敵なやりとりをしておりました。
そんな楽しいお友達と幼稚園で過ごす時間も、残りわずかとなりました。
門から園舎まで、ひとりで歩く後ろ姿は、とてもたくましくなりました。
思い出すのは、泣いて先生に抱かれながら行った事や、何度も何度も立ち止まり不安気に振り返る娘の姿。
卒園を間近に、また急に背が伸びた娘。
こっちが見惚れるくらい大人びた表情もするようになりました。
ほんの、ほんの少し前のちっちゃな娘の姿が、
重なるのです。
もう、毎朝、
いってらっしゃいと叫ぶと同時に泣けてきます。
キモいですね。
成長したんだって。
ありがとうって。
泣いてる場合ではありません。
土曜日に登園なのは、
参観会だからです。
本日はのりまきの日です。
しかし、のりまきをつくる日に、ご飯を忘れるというミラクルを起こしました。
まじ、何しに来た。わたし。
『しえ!ごはん忘れたし!』
『はぁ??お母さん!ありえないからーーーー』
大笑いする娘を抱き上げ、
カーチェイスして米を取りに帰り、涼しい顔して教室に戻り、
何事もなかったかのように、
のりまきつくりました。
そして、腹も膨れ、やり遂げた感たっぷりで満足したわたしは、
財布はじめ、荷物をまるまる教室に忘れて帰ったのでした。
大丈夫でしょうかわたし。
一体何者なのでしょう。
ネジが一本どころの話じゃ済まなくなってきました。
気と体を引き締めていかなければなりません。
脳みそまでぜい肉に覆われてはいけません。
まじで。
でも、とーっても楽しい一日でした。
よい思い出ができました。
突然過ぎますが、手が、あかぎれとぱっくり割れでしんでます。
見た目は地味だけど、めっちゃ痛いですよね。
わたしこのCM大好きです。
おばーちゃんみたいな自分の手は、娘と歩んだ時間が記憶されてるようで。
傷だらけの手が、
むしろ愛しく、誇らしく感じられるのです。
最後のいってらっしゃいと、
汚れた靴と腕まくり。
思い出に浸る間もなく押し寄せる日常、とにかく忙しい。
自分の為ににつかう時間や労力など、今はまだ持てません。
その慌ただしい日々に、
わたしは、とんでもない幸せを感じております。
色々話がとびましたが。
娘よ、ありがとう。
お母さんとっても幸せです。
