やはり正月に駅伝やラグビーが残っていると楽しいものである。
ラグビーは残念な結果に終わったが、
その分 箱根路で法政がオレンジエクスプレスともいうべき、素晴らしい快走を見せてくれた。
ここ数年の法政は予選落ちやら、出場権をとること自体がやっとといった感じであったが、
昨年8位と快走し、復活の兆しが見えた。
シード権を得て更なる躍進を狙った今大会だった。
ただ、世間では青山、東海、神奈川大学などの強豪校に光が当たり、法政自体はまあシード権確保できるかどうか
と言った、あまり注目されていない感じの下馬評だった。
小生個人としては昨年下級生の活躍でシード権を奪取したので、ひそかに期待はしていた。
昨年の結果
区 区間順位 学年
1区 9位 2年
2位 14位 4年
3区 11位 4年
4区 8位 2年
5区 12位 4年
往路12位
6区 3位 1年
7区 5位 3年
8区 9位 1年
9区11位 4年
10区 5位 2年
総合8位でシード権獲得
昨年1,2年生の躍進が目立った。
6人が今年の戦力として残った。
今年は1区19位と出遅れ。4区までは14位とじりじりと追い上げてはいたものの、
多くの法政ファンが苦戦を覚悟したのではと思う。
ところが5区の山登りで青木選手が山の神とも言うべきすさまじい走りで、一気に9人を抜き、
法政を救う素晴らしい走りを見せた。
法政は息を吹き返し、5位で復路に繋げることができた。
復路も6区の佐藤選手が区間3位で勢いを作り、9区の磯田選手が区間4位と要所でチームを救い、総合6位でゴールした。
これで2年連続でシード権確保 そして目標としていた7位より一つ上の6位と目標も達成。
おめでとう!
多くの法政ファンが歓喜したと思う。
気が早いがこれで来年の正月も楽しめる。
嬉しい限りだ。
今年の結果を見てみた。
1区 土井 3年 19位
2区 坂東 3年 15位
3区 細川 4年 8位
4区 松沢 2年 13位
5区 青木 2年 1位
往路 5位
6区 佐藤 2年 3位
7区 岡原 2年 11位
8区 大幡 3年 8位
9区 磯田 4年 4位
10区 矢嶋 3年 12位
総合 6位
今年は2年生選手が区間賞をとった。5区で法政選手が区間賞を取ったのは64年ぶりだそうだ。
そもそも法政選手が区間賞とること自体何年ぶりのことだろう?
4年生が2人しか出場しておらず、若いチームで挑んだ大会と言える。
チーム内の競争も激しくなってきているのだろう。
そのチームが更なる躍進で6位を掴み取った。
そして出場した8人が来年の戦力として残ることも楽しみだ。
また今シーズン 法政二高が神奈川県予選を制し、全国でも13位と大躍進した。
付属高校が強くなり、大学でも競技を続けるなら、今後選手層もかなり厚くなりそうだ。
今回走った8人に加え、それ以外の戦力も充実し、今年の結果に驕らず、さらに精進すれば、
来年5位以内の成績というのもあながち夢ではないだろう。
箱根駅伝に出ることが目標のチームから、そこで勝とうとするチームに変わりつつある。
是非とも陸上部の頑張りに期待したい。
今期はフェンシングやサッカーも活躍した。
来期はラグビー、野球、アメフトなども続いて、法政をどんどん盛り上げてほしいものだ。
選手たちの頑張りに期待する。
頑張れ 法政!