法政 京産に屈辱的敗戦 | 夢の続き・・・

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今シーズンの集大成とも言うべき大学選手権。

本日、法政は京産大と激突した。

 

昨シーズン入れ替え戦になるまで落ちた法政。

マイナスからのスタートだったといえる。

春は怪我人も多く、また強豪との試合も組めず、試合を見ても

中々手ごたえを感じないような試合ばかりで、

今シーズンの苦戦を覚悟した。

 

リーグ戦が開幕すると、やはり苦戦続き。

一つとして1試合を通じて快勝という試合がない。

前半よくても後半失速。凡ミスの山。

見ていてストレスを感じる試合ばかり。

だが、それでも土壇場での粘りで、ギリギリ大学選手権出場切符を勝ち取った。

マイナス状態からと考えればよくぞ ここまで辿り着いたとも言える。

 

そして法政の今シーズン最後の試合が今日行われた。

法政の覚醒を願いながら、テレビで観戦した。

 

結果は・・・

    法政   京産

前半 24    22

後半  7    33

合計 31    55

 

法政 大学選手権敗退汗

 

結果だけで見れば、順当だったといえるが、

相手が14人。しかもその14人に後半逆転どころか圧倒されたことを考えると惨敗だったと言える。

 

前半は理想的な立ち上がりだった。100点だった。

前半20分あたりまではほぼノーミスで、3連続トライ+PGで

24点差を一気につけた。

ただ、法政は3トライ位差がつくと、ほぼ100%気を抜いたようにプレーが散漫になる。

そこからペースが狂い、一気に接戦となる。関東学院、拓殖のように。

 

だから今日も見ていてまったく安心できず、どこか京産大の目覚めを恐れながら観戦していた。

そして法政が気を抜いたわけではないだろうが、小さなミスが出始める。

すかさず、京産大が攻め込みモールで決めると京産が息を吹き返すのを感じた。

そして連続トライで追い上げムードに変わる。

法政のメンタルの乱れを見ていて感じる。

 

ところが法政に運があった。

京産大のキーマンNO.8の留学生が暴力行為でレッドカードで退場。

前半30分にして数的優位という願ってもない展開になった。

 

ところが京産大諦めず追い上げ前半終了時点で24点差あった貯金は2点差までに追い上げられていた。

 

後半もう一度リセットして落ち着けば数的優位が必ず効いてくると楽観視していたが・・

後半は、リーグ戦のいつもの酷いレベルのチームになっていた。

京産大のみんなでカバーし、勝とうとする執念に押され、ミス連発で逆転そして引き離され、

京産大がどんどん遠のいていく。

 

前半20分過ぎで流れが変わるといつもながらのメンタルの弱さを露呈で、もうパニック状態のようにミス連発で

深みに嵌る。チームにまとまりがない感じ。

 

さらには徐々に威力を増す京産大FW。法政に疲労の色が見え始める。

ただでさえフィジカル面が弱い法政は後半になると完全に走り負け、

タックルが決まらなくなり、走られまくる。

そして、1トライ返したもののノーサイド。

相手は14人ながら、5トライを奪われ惨敗といえる内容だった。

 

見ていて屈辱感すら感じた。

 

悔しいと同時に、またも勝てる試合を落とした感じだったし、今シーズン通して、1つとして

すっきりした試合が見れず、結局目覚めないまま終わってしまった感じで、消化不良感が半端ない。

 

されど悔しいがこれが今の実力だったんだと思う。

相手が1人少なくても勝てないだけの実力差があった。

完敗だ。

 

ここまで厳しいことばかり書いてきたが、

昨シーズン入替え戦に回るチーム状態。スクラムはリーグ戦全チームに押され、

2部チームにまでスクラムトライを奪われるくらい弱体化していた。

当時、来シーズンはFWを何とかしないとかなりやばくなると覚悟した。

 

そして体制も代わり新しくスタートしたチーム。

 

不満を持つファンも多いと思うが、よくここまで立て直してきたと思う。

ただ、今季はここまでで悔しいけど限界だった感じがする。

 

これで4年生のプレーを見ることができないと思うと寂しい。

4年生には、これからTLにいく人、社会人になる人とそれぞれの道に進むが、

新たなステージでの活躍を祈りたい。

 

そして来シーズン。

今日出た多くの選手が來シーズンもいる。

今シーズン活躍目覚しい有望な1年生も出てきた。

少しずつ選手の体も大きくなってきている。

まだまだ強豪校には及ばないが、セットプレーも昨年を考えれば

よくなってきた。

その点は凄く明るい。

 

そして今日の敗戦 かなり悔しいと思う。

だからこそ、その思いをどう来シーズンに活かすのか?

悔しいと思うだけで終わるのか?

 

スタッフはもちろん、選手自身の意識そして実行が求められる。

これからのオフそして来シーズン 今までよりもっと厳しい課題を乗り越えていかないと

激弱メンタルは直らないし、当然この屈辱は晴らせない。

それどころか入替え戦という憂き目もありえる。

 

来シーズン笑うために、明日から屈辱晴らすプランを考え実践し、

もっともっと成長してほしい。

まずは今シーズンお疲れ様でした。

 

今シーズンの傷をしっかり治し、厳しい試練とそれを乗り越えて

来シーズンこそ法政復活の年としよう。

 

法政の躍進を信じたい。

頑張れ!