GANTZ:O | 夢の続き・・・

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法政ラグビー、映画、旅行、史跡めぐり、食べ歩き、犬、自然、世の中の出来事などを気の向くままつぶやこうかな。

いや~久々のアニメ系の映画。

GANTZ:」観てきた。

 

 

以前、ネギ星人⇒田中星人⇒おこりんぼう星人の実写があった。

前半は悪くはなかったが、後半訳のわからんつまらんオリジナルストーリーに走り

大失敗と言った感じ・・・松山ケンイチ、夏菜ちゃんは良かったが。。。

実写版に比べれば遥かに良かった!!

 

今回のGANTZ:OのOとは大阪を意味する。

小生が最も好きな大阪編に絞り、3DCGにて映像化した作品だ。

最近好きな漫画がどんどん映画化しており、見事にこけていることに憤りを感じている。

特に「JOJO」については、これから上映なんだけど、到底似ても似つかぬ大根俳優を

登用して、上映前から不快感MAXといったところだ。

当初 GANTZ:Oもどうかと思ったが、予告編を見てあまりにもリアルだったこともあり、

気になって見てしまった。

 

声優については人それぞれイメージが違うので、あえてここでは触れない。

先ほども言った通り、映像自体はかなりリアルで驚くくらい。

ストーリは、一部オリジナルはあるものの、ほぼ原作通り。

なので面白い。

ただし、大阪編はGANTZの中のあくまでも途中の話なので、

初めて見る方には説明が少ない分、全体的にわからない部分、伝わらない部分があると

思う。特に玄野については「この人誰?」って感じだと思う。

 

 

また2時間という短い時間の中で大阪編を描く為だと思うが、

本来いる個性的なキャラクターをカットしてしまっている。

氷川、風、桑原、花紀、メガネ君、桜井、坂田がいない。

その為 東京チームの戦力はかなり落ちている。

この点は、大阪編の凄惨さを描く上では、減点と言える。

だが、裏を返せば、東京チームは弱小だからこそ、絶望的な状況と

否応なく戦わざるを得ない心情が原作以上に出っている感じがした。

 

一方、星人では ぬらりひょん、天狗ら星人はかなりリアルで、強さも健在。

次々に迫る戦闘シーンは、時間の大半を占めるがテンポもよく、どれも迫力があり、

飽きさせない。

 

ただ岡八郎の最期なんかはやはり漫画の衝撃度を越えられない感じだった。

 

しかしながら、バトルシーンは表現できていたと思う。

 

GANTZの中で小生が最も好きな加藤は、表情といいかなり良かったと思う。

加藤のやさしさ、正義感の強さ、幼い弟を残している心情が随所に描かれている。

 

 

大阪編のヒロインと言えば、山咲 杏!

小生も好きなキャラだ。

 

彼女のかわいらしさが出ている。

ぬらりひょん戦での彼女と加藤の想いがぶつかる名場面。

この映画最大の魅せ場だ。

分かってはいるけど、熱いものこみあげてくる。

 

もう一人のヒロイン 下平玲花

 

大阪編こそ山咲杏がメインになるが、

可憐さは出ていたと思う。

 

大阪編がかなり好きなので、ずらずらとかなり書いてしまったが、

2時間という制限された時間の中で、しかも半数近く、個性的キャラをカットしながら、

正直よくぞここまで表現できたと思う。

もう一度映画館に行こうかな♪

 

海外への展開も視野に入れているとのことだが、ということは続編あるのか?

だとしたら期待したい。

これだけのレベルなら、最初からスタートしてシリーズ化しても良いのでは。

千手観音やオニ星人の作品作ってほしいと個人的には思う。

 

ということで個人的評価は☆4つ。

フルキャストなら☆5つあげれたが、この点は残念。

十分楽しめるが、GANTZを知らない方には、

あらかじめ作品を読んでいくことを勧める。

 

(評価)

☆☆☆☆★ 4.5

★0.5
 

(基準)

☆☆☆☆☆  かなり面白い もう一度映画館に見に行きたい。          

☆☆☆☆   なかなか面白い。

☆☆☆    まあまあ。しかし何かが足りない。
☆☆     がっかり。

☆      話にならん 金返せ!!