リーグ戦の力関係を見た時、残り1枚の争いになったとき間違いなく大学選手権の
切符を争いそうな相手は中央大学だろう。
1点差でもいい。内容はともかく勝つことが大事。
そう思い現地で観戦した。
(前半)
20分 前半開始から両校凡ミスで、決定力を欠き、
決めきれず、両陣営を行ったり来たりの攻防が続く。
27分 ついに均衡が崩れる。
法政 敵陣22m入りスクラムからFW戦を仕掛け少しずつゲインしていく。
細かく確実につないで中央Gラインに迫ると最後は斉田選手がこじ開け
ほぼ中央にトライ。
G成功。
法政7-0中央
法政待望の先制。
さあここから。
トライをとった後、すぐやられる法政であるが、今日は集中して前に出たディフェンスで
早めに中央の攻撃の芽を摘む。
そして前半終了。
法政 ミスが多く、中央もミスで接戦となっているが、スクラムが安定しているのが、大きい。
ラインアウトでも優位に立っている。また法政 粘り強くディフェンスしている。
後半 まずは試合の入りが大事だ。
点差は意識せず、もう一度集中して入りたい。
(後半)
先に点を取って突き放したい法政だったが反則から中央はPGを選択。
6分 中央PG成功
法政7-3中央
16分 法政 敵陣5mライン手前でラインアウトから
粘り強くFW戦でゴリゴリ押す。そして中央陣内5mライン付近でラックになったところで
縦に素晴らしいスピードに乗って突っ込んできた根塚選手が一気にスペースを突いて
右サイドに素晴らしいトライ。
G成功
法政14-3中央
大きなトライだった。
これで勢いに乗ってほしいところだったが、依然としてミスも多く決め手を欠き、中央を突き放しきれない。
28分 中央トライ。
G成功
法政14-10中央
再び中央に詰め寄られ、嫌な雰囲気が流れる。
ここから法政にとって長い10分勝負となる。
1トライで逆転なので、時間的にもトライを奪われることは
敗北を意味する。
ラスト10分間 ほぼ法政陣内での苦しい状況が続く。
法政がボールを取り攻めようとするもミスでゲイン出来ず、
法政陣内から出れない。
しかしながら懸命のディフェンスで凌ぎノーサイド。
法政薄氷の勝利をものにする。
開幕戦同様 怪我人で多くを欠きながら中央に勝った事は大きい。
貴重な勝利である。
これに勝つと負けるでは大違い。
内容はともかく今は勝利を喜びたいと思う。
10月には怪我人も戻ってきそうだ。
流通経済、東海と強豪校が続くが、一泡吹かせたいところだ。
そして大学選手権の切符を一気に奪う攻勢の後半へ!
頑張れ 法政‼️