春季戦も今日が最終の東海戦となってしまった。
春から怪我人が多く、戦力の復帰が遅れ、C戦すらまともに組めない
状況が続いている。
一方、対戦相手は大学ラグビー界トップチームばかり。
嬉しい反面、手厳しい洗礼を受けている。
今回の東海大も明治、早稲田に勝利する安定的な強さを持つ。
法政も苦しいやりくりの中必死に挑むが、今回もやはり厳しい結果が待っていた。
(結果)
法政 東海
前半 7 33
後半 7 19
合計 14 52
法政大敗とまらず
今回は所用の為、観戦できなかったが、現地にて
ファンの方より速報を頂きました。
ありがとうございました。
詳細は不明ながら・・
今回もスクラムで押され、ラインアウトが不安定、ディフェンスが甘く・・・といつものパターンながら、
後半は良くなりゲームになっていたそうだ。
まあ、少しでも良くなってくればいいと思う。
もう1試合の法政Bvs東海Bは・・・・
48-26と法政が勝利
3列の豊富な運動量としつこいタックルや呉選手の効果的なキックなど好試合だった模様。
この春通して、Bは強豪ともいい試合をしていた。
上を目指せる選手も多いので、戦力の台頭が楽しみだ。
この春季大会を振り返って・・・。
(秋季大会)
法政 0-121帝京
法政17-76明治
法政14-45早稲田
法政21-59流通経済
法政14-52東海
この春を見て、ファンはずいぶん憤慨したり、心配したりしていると思う。
小生も我慢の春とは言ってたものの・・・厳しさを痛感している。
されど、これが春でよかったとも思っている。
収穫もあったと思う。
案の定 どの試合も30点以上の大敗だった。
よって同レベルの相手では浮き上がらないような技術・精神面での課題を認識しただろう。
怪我人も多かった。だから素人目にもやりくりの大変さがわかった。
学徒出陣のように入学間もない一年生を、大学屈指の強豪校相手に多く使った。
だが予想以上に一年生が良かったのも収穫だ。
また、一年生をはじめ、昨年下位チームだった選手を多く登用して使ったし、
選手をいつもと違うポジションでも多く使っていた。
戦力不足の中、強豪相手にやったことだから、大敗の要因の一つであったと思う。
不満・批判のようなネットの書き込みも見たこともある。
春が本番でこの一戦の勝敗にこだわるならそれも当たっていようが、秋が本勝負ならそうとも言えないのではと思う。
勿論春も立派な公式戦ではあるが・・・・。
昨年秋 西内主将を全試合欠いた。そんな中迎えた開幕戦で、精神的支柱だった金選手まで
怪我で失った。
門間選手や、半井選手も欠き、秋は飛車角金銀落ちのような状態だった。
でも出場した全選手の成長があって3位にまで躍進した。
今年の秋も怪我人続出にならないとは言えない。
全体的な底上げは今年も図らないとならない。
そういう意味では多くの若手選手が起用され、経験を積めたのは良かったと思う。
また、専門外ポジションの起用も、
ポジションによっては控えまで含め、怪我人だらけや層が薄い危険なポジションがある。
秋を見越せば、他ポジションから起用して、経験を積ませておくことはリスク管理ともいえる。
秋にその事態になった時の対応では遅すぎて、総崩れしかねない。
だからこそ、不慣れなポジションでも何試合も使っていたと思うし、
最悪を想定したとき、この経験は必ず生きると思う。。
ただ、楽観も出来ませんな。
逆算すればリーグ戦開幕まであと3カ月余り。
課題は山積。
戦力がどのくらい戻って、夏合宿でどこまで克服するか。
この春経験を積んだ若手の台頭もないと厳しい。
まさにこの3カ月が勝負だ。
時間は刻々と流れている。
3か月間 いかに充実した時間にすることが出来るか?
法政の頑張りを信じている。
頑張れ 法政