いや~ スクールウォーズ以上の大敗だった。
見ていて辛かった。
おまけに帰りは交通渋滞に巻き込まれ、15時ころ帝京Gを出たのに、帰りは22時30分。
なんて1日だ
帝京は、ひとたびアタックをかければ、必ずトライまで結びつける。
まるで無人のフィールドをかけるが如く、上手さがあり、法政のミスを悉く突いてくる。
帝京選手は体格がトップリーグなみ。
だけどこれだけでは片づけられない。
実によく練習している。
体格だけでなく、スピードも、体力も、組織プレーも、そして精神面でも、すべてにおいて
次元が違っていた。
そして失点 121点。
法政ベストメンバーでも厳しいのに、けが人やU20事情の中でやりくりした層の薄さで挑んだ一戦。
帝京に通じなかった。
帝京はたぶん対抗戦のどことやっても大勝すると思う。
だが、そうは言っても法政が喫したこの点差にダメージが一日経っても癒えない。
ただ、厳しい試合の中でも個々の点では見どころもあった。
帝京の堅いディフェンスと詰めのところでミスで得点できなかったが、
順目を追って攻めていた。
SH根塚選手の球捌きは、FWの圧倒的劣勢の中でも十分見せてくれたと思う。
今後、十分やっていけると思う。
また2年生WTB北島選手。後半脳震盪で退場したが、それまで幾度も見せた果敢な
タックルは見事だった。
またNO.8に入った西選手も運動量豊富、そして好タックルで目立っていた。
チャンスをもらった選手の頑張りは、今後につながると思う。
法政も、いろいろと練習時間を増やし、改革も進み、選手も頑張っていると思う。
方向性は間違っていないと思う。
されどそれ以上に帝京の進化の方が早いって感じがする。
帝京の選手は大学屈指の恵まれた環境もあるが、高い目標に向かって、
相当練習で泣いていると実感した。
法政にとって、厳しい現実を突き付けられたが、初戦でよかったと思う。
是非とも、この敗戦を秋につなげるよう、いっぱい練習で泣いて、全体の底上げを図り、
秋のリーグ戦で笑って欲しいと思う。
この敗戦をステップ台に変えてほしいものだ。
頑張れ法政!!